ピアノの樹〜自分の力を思い出す〜

私の中の天体ショー(仮)。仲間たちを交えながら、占星術のことなどをいきます。

自分を受容するためにもこれからは自分に嘘をつかないこと

皆さんこんにちは。
自分に起こることだけでなく他人の気になるところは何かしらのサインだと思っているので、色々感じるようにしています。
最近思ったのは、父は蔑ろにされていると感じると怒るようです。
これ、蔑ろに「されていると感じる」というのがポイントで、相手が本当に蔑ろにしているかはわからないわけで、自分でそう感じてしまう癖があることにより怒りに繋がる癖があるのですね。

これを見ていて「私も自分を蔑ろにしていると感じているのだろうか?」と思っていたのですが、今読んでいる小説に対策のような話が出ていました。

「人の運気が滞る最大の原因は『自分を偽ること』です。京都で子育てをしていた時に何かと上手くいっていたのは、偽っていなかったから。例え少しの偽りでもそれを重ね続けると、大きな歪みとなっていく」
(「満月珈琲店の星詠み〜ライオンズゲートの奇跡〜」120頁より)

そして

不本意な選択をしなくてはならないことが往々にしてある。そういう場面に陥った時、大事なことが、三つあるんです」
(中略)
「一つは、本音を認めることです。藤子さんの場合で言うと、まずは『実家に帰りたくない』という気持ちを蔑ろにしない。例えばですが、『そうだよえ、実家に帰りたくないよね』と認めてあげる。二つは、その本音を発している自分に対して事情をしっかり説明し、そして謝る。『帰りたくない。けど、帰らなきゃいけないんだ。ごめんなさいね』と。三つは、自分の中で決意表明をする。『帰りたくなかった私だけど、実家に帰る。これは自分で決めたことで誰のせいにもしない』とーー」
(「満月珈琲店の星詠み〜ライオンズゲートの奇跡〜」121頁より)

大好きな小説のシリーズ第三弾。
今作は今まで以上に深い話が多くて沢山栞を挟むくらい。
読み終わったら雑記ブログに感想を残しますね。
読みやすいからサクサク進むと思いきや今作は何故かなかなか読み進められなかったのですが、ドンピシャなタイミングで読むようできていてびっくりしました。

この場面を読んだときに「大なり小なり自分の感じたことを無視して生きてきたかもしれないなぁ」と思ったんです。
大切なことは、自分を蔑ろにしてついてしまった傷すら尊いものということ。
そうしてしまった自分がいたことを受け止める、謝罪する、これからはもうしないからねと決める。
そうすることでこれ以上は傷がつかなくなってくるのだと思います。

自己受容は今の自分だけでなく過去の自分を受け入れることですね。
例えば「人の顔を伺ってきたのも自分が仲間外れにされるのを防ぐためだったよね」とか、「本音を言わないことで争いが起きるのを避けてきたんだよね」とか「話を聞くことで役に立とうとしてきたんだよね」って。
自分がやってきて、今は間違っていたよなぁと思うようなことも、当時の自分が傷つかないよう思考さんや心さんが助けてくれた結果だったのです。
それを全否定してしまっては、思考さんや心さんは傷つき、自分の中が分裂してしまいます。
今自分がこの世に存在し、このブログを読めているということは、思考さんや心さんが自分を支えてくれたからなんです。
だから、「こんなの違う!やめる!手放す!!軽くなる!!!」と外側を向いて宣言するのではなく「守ってくれてありがとう。気づかなくてごめんね。でもこれからは、違う方法をとっていきたいから、力を貸してね」と自分の内側と対話することなのです。

自己受容もしつつ、今この瞬間からやっていくことは小説にも出てきたように、自分に嘘をつかないこと。
自分に嘘をつかないことで今この瞬間生まれた気持ちや感じたことなどを受容していくことができるため、別に改めて受容する必要がなくなります。
そして、常に今の自分と向き合い受け入れる習慣ができるのです。

勿論先ほども書いたように、自分に嘘をついていたのも当時の自分を生きるための術だったので、そんな自分も受け入れます。
受け入れようとして抵抗が生まれる場合は、「抵抗があるんだね」ということをまず受け入れる。
無理矢理受け入れようとするのではなく、今受け入れられる部分を受け入れることが大切なのです。
そうやっていくことで、いずれその抵抗していた理由を教えてくれるでしょうから、その時その理由を受け入れる。
その理由に関して思うことがあってすんなり受け入れられないなら「ショックだね」とか「びっくりしてるね」って出てきた感情を受け入れる。
いつでも今受け入れられるものを受け入れることからです。
自分を受け入れられない状態で手放したり軽くしようとしたり、何かを頑張ろうとすることは、受け入れられない自分を無視し続けている状態になってしまうのです。

なんでもまずは受け入れることから。
自己受容というのは自分でしかできませんし、自分で受け入れられないから他人に受け入れてもらうよう求めてしまうのです。
わかりやすい「認めてほしい」「愛してほしい」という感情だけでなく、「軽くならなきゃ」「手放さなきゃ」というのも「軽くなったor手放した私を認めてほしい」という受容を自分に求めているのですから、まずは軽くなることや手放しの前に受容から、ということなんですよね。
「軽くなりたいんだねor手放したいんだね。だから今一生懸命探しているんだね」って。
そうすると、無理に手放せそうなことを探す必要も無くなってきますから、ベストなタイミングで手放せるようになります。
受容できていたら、物事が動かない時も焦らなくなり、動く時のための準備ができます。

最近思うのは、確かに新しい地球を生きる上で手放したことがいいことも軽くなったことがいいものも沢山あるのだけど、そうやって外側ばかりをみて焦ってしまえばしまうほど自分を見なくなってしまうということ。
しかも、そういう不安からの言動は返って重くなる状態を作りかねないのです。
私たちは今存在している状態で完璧です。
完璧だけど、この世は無常だから今まで必要としていたものを卒業することがある、というただそれだけなのです。
今自分が感じていること、想っていることを無視して先の自分を見てしまっているということは、今の自分を楽しまずに幸せを先送りしているのと変わりません。
今出ているネガティブな感情も、意味があって出ているのですから、出てしまった感情を無視しないでくださいね。
「羨ましいね」「悔しいね」「黒い感情出ちゃったね」そういう自分すらも尊く美しいものですから、そうやって一つ一つ受容していきましょう。
私も一瞬一瞬意識してやっていきます。

あと、今日のタイトルに関係ない内容なのですが、書いておきたいので書きます。
今世の中で起きていること、とりわけ私たちの体に関わることに関して、今年は真実が表に出るのでは?と言われています。
その真実が体に悪い内容が出るのではなくて、「実はプラセボだったんですごめんちゃい😜」くらいの軽い感じでオープンになってくれたらなぁと思います。
色々知ってしまっていると、つい自分の知っている正しさを具現化したくなるのだけど、これからは正しさじゃなくて皆が幸せで在るようなものを具現化していきたいなぁと思います。
私は自分のことも大切な人たちのことも信じていますし、自分も皆も幸せに楽しくそれぞれが自分を満喫できる世の中であるよう創造していきます。
これもある意味で自分に嘘をつかない、ということだから、あながち違った話題でもなかったかもしれませんね。

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