ピアノの樹〜自分の力を思い出す〜

私の中の天体ショー(仮)。仲間たちを交えながら、占星術のことなどをいきます。

2024年春分の日。貴方はどう生きたい?蛹から蝶になるように本来の自分を生きる方へ大変容する1年間の幕開け

3月20日春分の日を迎えます。
占星術で言うと太陽が牡羊座に入る日ということで、12星座(以下サイン)の1番目に戻り、新たなスタートを切る期間。
春分の日がいわゆる宇宙元旦と呼ばれるのもその理由もあるのかなと思います。

因みに夏至は太陽蟹座入りの日、秋分の日は太陽天秤座入りの日、冬至は太陽山羊座入りの日で、全て活動宮のサインに入る日です。
占星術的にも季節が切り替わるタイミングですので、3ヶ月予報として使っています。

春分図からはこれから1年どう過ごすと星の力を借りて楽しく生きていけるのかを読み解いていきます。

一般的に四季図はマンデン占星術を用いて『その国やその国に住む人の集合的無意識がどういう風に読めるか』というのを出していきます。
マンデン占星術の性質上、やや物騒なキーワードが出てきます。
大きな単位で読むのでまるでその中で生きなきゃいけないような錯覚を起こしやすく、自分の無力さで絶望してしまうこともあると思うんです。

でも私は星読みで伝えたいのは、「希望を持ち、楽しく自分を生きてほしい」ということです。
世の中や多数の人がどうであれ、自分の選択肢は自分で選べることを思い出してほしいんです。

このあたりはクリアランスメソッドを受講して癒しを終えてもらうと早いとは思いますが、なかなか都合が合わない方にも”星を活用するとこんなことができるよ”という1つの選択肢として、ジオ読みもしていきます。
自分で生きる世界は自分で決めるのがとても大切だというのと、世界を変えるとなると大変だけど自分が変わると見える世界は変わるからです。
私も既に今年は色んな変化が起きています。

↓目次↓

これからの時代を生きるために大切なこと

春分図の解説に入る前に、大切になりそうなポイントを少しお話ししますね。
これは私からの教えというよりは、この視点があると何か起きた時自分で選択肢を選ぶようになれるかも、という感じに近いです。

冬至図の記事の内容と同じものがございます。

”激動の時代=恐ろしいことが起きる”ではない

2024年以降激動の時代になるというのは、色んなところで見聞きしている方も多いと思います。
これは占星術を知っていると、2024年〜2026年にかけてトランスサタニアン(天王星海王星冥王星)が全て動くことにより影響が大きく出るからだろうな、と気づきます。

別名”時代天体”とも言われるトランスサタニアンが動くと世の中の空気が変わるので、多くの人が「なんか変わった!」と思いやすい時期です。
1つの天体だけでもそうなのに、3天体全て移動するのは様々なところに影響が出やすいのでは?とは思います。

確かに時代の変化を利用して何か起こしてくる人がいなとも限りませんが、”激動=嫌なこと・大変なが起きてしまう、”では必ずしもないのでご安心くださいね。
むしろ天体の影響による時代の変化を知っておけば怖さも大分減りますし、変化にも対応しやすくなりますよ。

スピリチュアルだったり、世の中の流れだったりというのは、知ってか知らずか星の流れに即しているものも多いのです。
だから、嫌な情報を見たらまずは「これ星の流れに出ているのかな?」と思い出すことも大切です。
星の流れは沢山の方が書いてくださっているので、星読みの情報を探してみると自分でできる対策や気をつけるところが見つかると思いますので、不安がる必要性がなくなることに気づきます。

正義・善意を盲信しない

これは2023冬至図のテーマにもなっておりました。
そろそろ本格的な二元論からの脱却が大切になってきそうな感じだと思いますが、特に〝悪”の反対で言われやすい正義、善に対する盲信を解く時期だなぁと思います。
詳しくは後述しますね。

どんなに信頼していても誰か1人や1つの情報源のことを盲信しない

その人・情報源がどんなに信頼できていても、話を聞いたり見たりするのをそのまま採用するのは、考えていないのと同じようになってしまいます。
また、人間どうしても主観が入るので違う視点で物事を見ることを意識するのはとても大切なことです。
メインは1人の人や1つの情報源でも構わないと思いますが、補足したり視野を広げる意味でも他の人の話を聞いたり情報を調べてみることが大切となります。
特にこれからの時代はますます自分で調べる、考えるスキルは大切なこととなってきそうに感じています。

ネガティブ感情が出ることを否定しない

ネガティブな感情は人間として当たり前に出てきます。
その苦痛から逃げようとしたり、ネガティブな感情を否定するからこそ争いも起きます。
ネガティブな感情はあっていいんです。
そのネガティブな感情が出た時に「自分はどうしたい?」と考えるきっかけにするだけで大丈夫です。
勿論嫌すぎる辛すぎる時はその場を去ることは大切ですが、逃げ癖否定癖がつくと同じことの繰り返しとなってしまうので、その繰り返しを脱却する方法も考えてみましょう。

他者の課題と自分の課題を間違えない

問題が起きたとき、実はそれぞれ課題が違います。
例えばお子さんに問題が起きたとき、親御さんとお子さんそれぞれの課題というのは違うんですね。
他者の課題を勝手にクリアしようとすればするほど本当の意味での解決から遠のき、かえってややこしくなってしまうことはこの世の仕組みとして結構大きなポイントのように感じます。
勿論自分の課題を誰かになんとかしてもらったとしても、自分でクリアするまで何度も同じ課題にぶつかったりするものです。
何か問題が起きたとき「自分の課題ってなんだろう?」「課題をクリアするために何ができるのかな?」と考えることがとても大切となりますし、課題クリアに向けて進む道ができます。

もう自分を蔑ろにして合わせても上手くいかない

既に体感している方もいらっしゃるかもしれませんが、今までのように他者に合わせても上手くいかなくなってきています。
何が変わったかというと星によって世の中の空気が変わったとしか説明がつきませんが、2020年に地の時代から風の時代へ移行しました。

地の時代はルールや規格に合わせた生き方が良しとされ、そこに合わせていくことを求められることが多かったです。
その点風の時代は自分を確立した上で他者と共存していくことが必要となっています。
今までのように皆に合わせて丸く収めようとすると、後々問題が起きたり修正を促されるケースが増えているよう感じます。

風の時代の本格化には冥王星水瓶座入りも関わっており、2024年は9月〜11月に山羊座滞在の期間は存在しますが、11月に水瓶座へ完全移行します。
水瓶座というのは、12星座の成長物語で言えば山羊座で達成した後のステージです。
つまり、自分を確立した上で他者と接していく期間。
ある意味で宇宙人的な達観した期間ですが、感情を無くせと言っているわけではなく、個を確立しているからこそ皆と上手くいくということを教えてくれています。

今まで人に合わせてきたり、自分の意見を言わずに過ごしてきて、何度か同じ状況に陥ったことはありましたか?
良かれと思ってやったことで、かえって人との関係性が拗れたことはありませんでしたか?
そこを修正する期間に入っています。
気づいたら変えていく。
大きく変えるのではなく、何気ないことから伝えていくなど自分の負担がないよう少しずつ始めてみてください。

伝えてみて拗れる関係性はそもそもどこかで破綻していた関係性だと思いますが、職場など急に環境を変えにくい場所もあると思います。
その場合本人に伝えにくいなら上司や人事に相談をする、同僚に話を聞いてもらうなど、できる範囲での行動をしてみましょう。
風の時代は仲間と共存する世界とも言われているので、全てのことを1人で頑張る必要もありません。
頼れるところは頼って、より良く生きるために変えられそうなところは変えていきましょう。

予言は当たらない!?

予言って当たらないなぁという印象を受ける方も多いと思います。
予言が当たらないということは国の行く末って特定の誰かによって決まるものではないんじゃないか?とも思いますよね。

この世は実は自分のことしか変えられないという原理がありそうです。
人から「あなた変わりなさい!」と言われても納得しないように、自分がどんなに良かれと思って相手を変えようと動いたところで変えられないです。
行動どころか選択するのも本人にしかできないからなんですよね。

じゃあ嫌だなぁという予言や未来予測を見たときにどうすれば良いのかと言えば、自分で決めるという原則を思い出すこと。
向かう未来は自分で決められます。
望まない予兆が出れば適宜見直したり、情報を得るものを変えてみたり情報を見過ぎないようにする。
自分はどう生きたいのかを考えてみる。
そうやって少しずつ軌道修正していきましょう。

見えている世界は自分の中の反映の結果という情報もありますが、クリアランスメソッドを受けてみるとどこかしらでついてしまった「世界は怖い」というフィルターを通して見てしまうとそう見えることもあるという感じです。
勿論自分で選択をしていくことで全く悪いことが起きない訳ではありませんが「悪いことが起きないように」と意識して生きるのと「自分がより良く皆と共存共栄して生きるために」と思って生きるのは選択も行動も変わっていきます。

これからの1年は自分で意図すること、つまり魂の声を聴いて行動していくことがポイントでありつつ、しやすくなっていく1年でもあるように感じました。

ホロスコープ

お待たせ致しました。
春分図読みに入ります。

こちらが春分図のホロスコープです。

ホロスコープ作成場所→heliocentric占星術
※ハウス、アングルはシステムにより異なる場合がございます。
※ハウス、アングルの解釈は日本にのみ適用となります。

マンデン占星術、ジオ読み共に同じホロスコープを読み解きます。

マンデン占星術読み

まずマンデン占星術の読み解きから載せます。

アセンダント蟹座、チャートルーラーは月

今回使用したシステムはアセンダントが蟹座なのでチャートルーラーが月となります。
その月は1ハウスという国民や世論を表すハウス、ジオでいうのはアイデンティティのハウスにいるということもあり、今年は世論が活発になったり国民が積極的に色々と発言していきそうな雰囲気です。

月のアスペクト

1ハウスの月は7ハウスの冥王星オポジション(対立する考えが起きやすいアスペクト、180度)を形成しています。
冥王星は権力も表しますし、その他暴露、破壊、再生などというキーワードも出てきます。
冥王星がいる7ハウスは外交、同盟国、敵対国というワードもありますが、戦争という物騒なワードから和平という解決しそうなワードまで様々です。

国民が権力や組織、戦争に対する反発をするとも読めますし、世論の動きによって良い方向へ進むとも取れます。

ただ、月と冥王星を9ハウスにいる太陽がメディエーション(調停)してくれています。
一般的に太陽はマンデン占星術だと国のトップと解釈されますが、外国に縁のあるリーダーだったり、もっと言ってしまうと社会に影響力を持つ集団が現れて変えていく感じもあるのかもしれません。
というのも、太陽とアウトオブサイン(アスペクトはサイン間での角度形成のため、角度的にアスペクトに該当していてもサインが違うと影響が弱まると解釈されています)ではありますが、9ハウスの海王星コンジャンクション(大きく方向性を変えるようなテーマ、影響力のあると解釈されるアスペクト。0度)を形成しているからです。

海王星には扇動、詐欺、薬物という嫌なキーワードもありますが、理想や救済者という意味合いもあるそうです。
流れを大きく良い方へ変える、ある意味救済者的な存在が出る可能性もありますね。

ただし他者に期待をして何もしないままですと、結局誰かに流されるままで同じことの繰り返しとなります。
争いや対立にならないようには気をつけ、主張すべきところは主張していきましょう。
特に嫌なことにはきちんと嫌と意思表示することが大切です。

アセンダントサビアンシンボル

今回使用したシステムだとアセンダントは蟹座21度でサビアンシンボルは「歌っているプリマドンナ」です。
これは周囲と共に豊かにるための主張をすることを表しています。
蟹座らしい愛情いっぱいのサビアンシンボルですね。
ただし感情が爆発して「もっと自分を理解してほしい!共感してほしい!!」とも出やすそうなので注意が必要です。

人は誰かに受け入れてもらいたいという気持ちを持ちますが、本当に受け入れてほしい人って実は自分なんだというのを忘れずにいてほしいです。
自己否定をしながら他者に受け入れられたとしても結局満足しません。
一人一人が自分を受け入れるようになってくると世の中も安定していきそうなので、まずは他人を同行したくなったら自分のことをゆっくり見つめたり、自分のための時間をしっかり確保していきましょう。

念のため1つ前の蟹座20度のサビアンシンボルも見ておくと「セレナーデを歌うゴンドラ乗り」です。
自分の大切なものを愛し、守るという信念を表しているそうです。
大切なものを愛し守るという気持ちが自分を強くしてくれるそうです。

本当に大切なものを見極めるためにも、自分を受け入れることをやっていきましょう。

他の天体のアスペクト

9ハウスの金星と土星コンジャンクションしています。
レジャーや娯楽に対してちょっと抑圧する空気が出る可能性があります。
ただし土星と11ハウスの木星セクスタイル(穏やかで調和的なエネルギー、60度)を形成するので、ネットを通じて幸運が訪れたり、人や国が富むヒントが得られそうでもあります。
終わらせることと進化することを決めていくこと、レジャーや娯楽に逃げずに英気を養うことをしていくと楽しく活用していけそうです。

10ハウスの水星とキロンもコンジャンクションしています。
若いリーダーが現れそうです。
ただ「今度こそ信頼できる、変われる」と期待をかけすぎても今までと同じループに入ります。
信じることも大切ですが、自分たちも国を良くしていくという気持ちを持って行動することや主導してくれる人がいたら投げっぱなしにしないことが大切になっていきそうです。

11ハウスの火星と天王星は5度強とかなり緩めですが、コンジャンクションしています。
ITが更に発展していく1年となりそうですね。
どれだけ適正に活用できるかがポイントで、嘘に流されないよう気になる情報はいくつかの視点で見る癖をつけたり調べる癖をつけておくと安心です。

今回気になるのは、8ハウスの火星がノーアスペクトなことです。
マンデン占星術で火星は災害、戦争、テロ、暴力と物騒なワードが多いです。
その火星が8ハウスに入るということは、事故や犯罪による突然死が多いと予想する読み方になります。
ただし、火星はどのホロスコープにもいますし、ホロスコープに出ていることが必ずしも起きるわけではありません。
災害もどの年もあったりしますし、対立構造は今の世の中存在しているのも事実です。
事故も人が巻き込まれる事故もあれば、物の消失という可能性もありますが、いずれにせよヒューマンエラーは起こり得るものだとも頭に入れておくことも大切です。
なので怯えて暮らすのではなく、夜遅くの外出は控えたり危険な運転をしないよう体調が悪い時には無理をしないなど、できる範囲で気を付けていくことが大切です。
人間魔が差すこともあると頭に入れておくことで、魔が差した時の抑止力にもなります。

そして、二元論で考えないことも大切です。
冬至図では「正義ってなんだろう?」が火星からテーマとして与えられていました。
正義というのは自分の立場によって変わります。
よって正解のないものです。
正解のないもので決めてしまうことって非常に危険ですし、正しいからと押し付けしすぎるとかえって争いの元でそれが火種となり大きな争いになってしまうことさえあります。

私はジオ読みを意識すると“集合的無意識がエゴの破壊により物凄い対立が起きる”的な意味合いのように感じます。

私たちの言葉も時として人を傷つける武器となってしまうこともあります。
そして何気ない喧嘩が大きなしこりとなって縁が切れてしまうことにも。
ただ歩み寄りをするためだったり思いやりを忘れずに生きるためには、言葉の使い方も考えていかなければなりません。
自分の意思をどう伝えていくか、どう生きるかに関してはジオ読みでお伝えします。

ジオ読み

それではジオ読みもし、個人間の指針も見つけてみます。

今回のホロスコープの特徴

今回は割とスッキリしたホロスコープに見えます。
だからこそ太陽と月と冥王星メディテーション(調停)という複合アスペクトがポイントなのが伝わりますね。
詳しくは後述します。

このスッキリしたホロスコープを見るに、シンプルに考えることが良さそうです。
まずは自分がどうしたいかを明確にすることで、他者との共存が上手くいきそうです。
また上半分に9天体いるので自分を社会へしっかり押し出していく1年となりそうです。

アセンダント蟹座、チャートルーラーは月

アセンダントは蟹座21度、サビアンシンボルは「歌っているプリマドンナ」です。
周囲と共に豊かになるための主張をする、という意味だそうです。
お節介にならないよう注意するために、自分を認めて受け入れて目的の行動を止めていくと良さそうです。
1つ前のサビアンシンボルも参考になりそうです。

蟹座20度のサビアンシンボルは「セレナーデを歌うゴンドラ乗り」です。
自分の大切なものを愛し、守るという信念が現れています。
自分自身を大切にしながら自分の大切なものを慈しむ気持ちがポイントとなりそうです。

私たち人間は誰かの役に立ちたいという本能を持っていますが、それを軸にしすぎると認めてもらうための行動をしたり、自分の問題から逃げるために他者にお節介を焼きがちです。

春分の日から1年間は月のアスペクト(複合アスペクト)がキーとなってきますので、自分の心の不安や今まで使ってきたけどどことなく上手くいかない処世術が変わることで変化していくのでご安心くださいね。

月のアスペクトを見る

まずはチャートルーラの月のアスペクトを見ていきます。
獅子座1ハウスにいる月は水瓶座7ハウスにいる冥王星オポジション(緊張関係のアスペクト、180度)です。

日本では1ハウスという自分のアイデンティティを司る部屋に獅子座の月が入っています。
エゴが大きくなりやすく、あたかもエゴの声を自分の声と勘違いしやすくなります。
それに対し冥王星が「それ本当にあなたの本質なの?それで身近な人たちと共存共栄できるの?本心は?本当にやりたいことは?」と問いかけてきます。

そんな月と冥王星を太陽がメディテーション(調停)します。
太陽は5度強ですがMC(使命、自分が目指していく先)や、魚座9ハウスの海王星とはアウトオブサイン(アスペクトはサイン同士の角度で見るためサインがずれると影響が弱まると解釈されています)ですが、コンジャンクション(重なっているアスペクト、0度)もしています。

太陽は牡羊座9ハウスにいるので、自分がどう変わっていくかは今までと違う行動を取ってみること(新たなスタートを切ること)や今までより高度な挑戦が良さそうです。
海王星の影響もあり視野が広がりやすい時期ですので選択肢が広がりすぎて悩むこともあるかもしれませんが、その際は牡羊座の力を借りて純粋に楽しめることや兎に角行動できることをやってみると良さそうです。

勿論エゴは悪者ではなく、わたしたちを守ってくれてきたものです。
でももう本来の自分で生きて大丈夫になってきたので、そろそろ魂の本質に従って生きても大丈夫だよ、ということです。
だからエゴの排除ではないのですが、冥王星が破壊しにかかる(大変容させようとする)ので自然と変わっちゃうというか。

月以外の天体のアスペクトを見る

他の天体のアスペクトも見てみます。

魚座9ハウスの金星と土星コンジャンクションしています。
楽しい、好きを安定させていくには広い視野を持ったり愛情を広げる意識を持つと良さそうです。

更に土星と牡牛座11ハウスの木星セクスタイル(生産的なアスペクト、60度)です。
仲間との交流を大切にすると幸運が舞い込みやすくなりそうです。
自分の体感も大切にすると良さそうです。

牡羊座10ハウスの水星とキロンはコンジャンクションしています。
過去の傷のせいで新たな道へ進むことに恐怖が出やすいですが、それに気づくと新しいアイディアが生まれやすいです。

まずは傷があることを認識し、自分を生きると決めてみてください。
そうすることで過去の傷を解決するヒントも得つつ、直感が冴え渡って行動しやすくなります。

今回はノーアスペクト(天体同士の特徴的な角度の形成がないこと)の天体が2つあります。

まず水瓶座8ハウスの火星がノーアスペクトです。
個性をしっかり押し出しやすい時期ですが、親しい人に押し付けにならないようしっかり対話することを意識してくださいね。
特に親しい人との関係性は喧嘩せず、でもしっかり伝えることを意識すると良さそうです。

牡牛座11ハウスの天王星もノーアスペクトです。
仲間からの影響で大きく変化する方向に進みそう。
自分の資質や体感を大切にし、違和感を見逃さないよう気をつけてみてください。

おまけ:ブラックムーンリリス“も見てみる

最近ブラックムーンリリスを勉強したので、解釈を入れてみます。
というのも抑え込んだ欲求とも言われるリリスはその人の無意識化の本質とも言えるような部分で、その抑えている魅力を開花すると「贖えないような魅力」が出るとも解釈できるので、エゴが破壊されたら出やすくなる面じゃないかな?と感じたからです。

こちらがリリス表示ありのホロスコープです。

春分図ではリリスは乙女座3ハウスにいます。
日本にいる方に共通しているのは、それぞれ本来がコミュニケーションを駆使し細やかに分析する力が上がりそうというところです。
詳しくは皆さんそれぞれのネイタルチャートのリリスのサインとハウスを見るとどのような要素が表に出やすいのかはわかりますが、今回は多数に当てはまる面で解釈してみます。

乙女座3ハウスのリリスは、魚座8ハウスの土星オポジションです。
自分の抑え込んでいた魅力が発揮されそうなのを感じ取り、制限を凄くかけやすい配置ではあります。
ただ、緩めですが牡牛座11ハウスの木星メディエーション(調停)の配置を取りますので、心地よい仲間の前で徐々に出してみると「あれ、意外と平気かも?」「実はもう出てたんだ!笑」と安心することにも繋がりそうです。
これもエゴが破壊されて本来の自分を生きるにあたって後押しになりそうな配置だなぁと感じました。

更にリリスは牡牛座11ハウスの天王星ともトラインなので、心地いい人間関係の場にいれば自然と自分らしく変われることも暗示しています。
もし人と一緒にいて自分を出せないと思ったら違うコミュニティに行ってみるのもありですが、
「本当はもっと本音を言いたかったのでは?人の役に立ちたいから人に求められることをやっていただけなのでは?」
という視点を持ってみることでもご自身の隠れた才能が発揮しやすくなり、結果的に魂の望む自分本来の生き方もしやすくなるのかもしれません。

うーん、宇宙の采配って凄いですね!

変容する際に起こるかもしれないこと

これが起きると変わってきているかな、と思うことを挙げます。
・体調不良
・人間関係の変化
・自分の体感、感覚の変化

私は今年に入り体調不良がよく起きます。
これはクリアランスメソッドで癒しを終えて軽い感覚が当たり前になったから、重たさに気付きやすくなって自分を責め出すと体に痛みとして出やすいような気がします。
自分を責める癖は残りかすみたいなもので、今手放していくことをやっています。

人間関係の変化も、何とも言葉にし難い違和感を感じることから転職、引っ越し、結婚、離婚などで変わらざるを得ないこともあると思います。
その時去ろうとしている人間関係を握りしめてしまうと変化できなくなってしまいますので、寂しい気持ちや辛い気持ちを受け入れながら徐々にその変化を受け入れてみてください。
空いたスペースには必ず何か入ってきますので、自分を生きるようにシフトすればより自分に合う人間関係が入ってきます。

そして何となく自分の感覚が変わって、今まで行動するのが億劫だった人が行動的になったり、今までやっていたことに違和感を覚えたりするかもしれません。
その時はいきなり変えなくても大丈夫で、自分の感覚の変化を受けて入れてみてください。
受け入れた上でどうするかしっかり決めて大丈夫ですし、決めた後も適宜修正して変えて大丈夫です。

本来の自分を生きる1年へ

今年の春分図は割とテーマが明確でした。
自分の中が大きく変容する1年となりそうなので戸惑うこともあると思いますが、必要以上に怖がるのもエゴの声です。

不安視する声が出たらエゴの声は自分本体の声でないことを思い出してください。
エゴの声を排除するのではなく、子供を宥めるように落ち着かせること。
そして太陽は占星術的に魂の意図や未知を切り開く力を持っていることを表しますので、自分本来の軸は太陽のような性質と思い出してください。

春分図は1年間のテーマなので、焦らなくて大丈夫。
むしろ焦りもエゴの反応だったりします。
少しずつでもやっていけばいいのだし、変わる時は一気に変わることもあります。
今を生き、目の前のことに真摯に向き合っていきましょう。

素敵な1年となりますように。

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