ピアノの樹〜自分の力を思い出す〜

私の中の天体ショー(仮)。仲間たちを交えながら、占星術のことなどをいきます。

“自分との戦いに終止符を打つ鑑定“ではこんなことします!〜西洋占星術編〜

私の鑑定『自分との戦いに終止符を打つ鑑定』というのは一般的な占いと違いちょっと分かりにくいところもあると思います。
そこで占星術とクリアランスメソッドのどのような要素を活用しているのかをお伝えします。

まずは西洋占星術(ジオセントリック)からお話しますね。

西洋占星術というと新月満月四季図読み(四季図はマンデン占星術が主流です)が一番見かけることが多いと思いますが、基本的には
・10天体
・12サイン(星座)
・12ハウス、アングル
を活用して紐解きます。
鑑定者によって小惑星など要素をプラスして見てくれたり、何かの天体に特化して見ることもあります。

新月満月四季図も個人鑑定もホロスコープを出したい日付や生年月日(わかれば出生時刻と生まれた都道府県市区町村)を用いてホロスコープを出して読み解いています。

天体がどのサインやハウスにいるか、アスペクト(天体同士の特徴的な角度)がどうかを見ながら紐解いていきます。
新月満月四季図の場合はそのタイミングで世の中にどんな影響が出やすいかを見ているのですが、個人鑑定の場合は
ホロスコープで持っている性質・資質を見ることにに加えてヒアリングをしながらどの性質や資質が今出ているのか、どこの出方を変えると本来の性質に戻って生きやすくなるのかを見てます。
これはクリアランスメソッドでも共通なのですが、意外と大きな要因ではなく自分では気にも留めていないことが要因となっているケースもあって、それは自分では気づきにくいものです。
その要因はただ私がホロスコープを読み解くよりも、ヒアリングしてホロスコープの情報を併せて見ることで探しやすくなります。

例として1つホロスコープを見て挙げますね。
↓こちらは2月24日の乙女座満月のホロスコープです。

個人鑑定のネイタルチャート(出生図)もホロスコープの情報や図はこのような形で出ます。

例えばこのホロスコープを持っている方から鑑定依頼が来たとしましょう。
太陽魚座5ハウスの生まれの方ですね。
この方が「何事もきっちりやらないと気が済まないけど、それはそれで疲弊する」というお悩みをお持ちだとします。
もう少し聞いてみると「子供の頃からそうだった」「親からきっちりしなさいと言われて育った」「きっちりやることで皆の役に立ってきた」というワードがあり、乙女座11ハウスの月の影響かな?と感じてきます。
では月が乙女座という完璧主義や分析力が高い性質と11ハウスという仲間やコミュニケーションのハウスにいるこの方は、何をどうしていくといいのか?というのを紐解き、鑑定結果としてまとめていきます。

ジオセントリックでは“太陽を軸として生きる“というのが基本です。
太陽というのは魂の本質や未知を切り開く力、使命などを表します。
今回は月に引っ張られていそうなのでどう月を落ち着かせてから活躍の舞台を与えるのか、太陽を軸にするためにはどうしたらいいのか、をヒアリングを元に星たちとも相談しながら考えていきます。
星たちに教えてもらうという感覚が正しいかもしれません。

例えば今回のホロスコープの配置だと、太陽は水星と土星とそれぞれコンジャンクション(重なっているアスペクト、0度)を形成しています。
太陽と水星のコンジャンクションは自分で意図することが得意、太陽と土星コンジャンクションは太陽を軸として生きることが安定感に繋がる表れだなぁと感じます。

太陽を軸とするのは割と簡単そうですが、じゃあそうすると月はやっぱり満たされにくいですね。
月に「太陽を軸にするからもういいよ」というだけでは解決しません。
月も自分を構成する1つの要素だからです。
なので月には皆に役に立ちそうな情報を沢山分析してもらったり、会社の共有スペースを皆が使いやすく且つ皆で管理できるような仕組みを完成してもらう、という方法もあります。

例えば、私は以前いた職場で庶務を担当することになった際、在庫管理は皆さんに協力してもらうようなシステムを作りました。
在庫が1つのものを出す場合や、沢山あるものも一定のラインのところに『この商品を持ち出した人は庶務担当までこの付箋を持ってきてください。<商品名>』のような付箋を貼っておき、それを私のところに持ってきてもらうことにしました。
しましたというか、勝手にそうしてたのですが。笑

最後のものを持ち出した際に何で伝えてくれない人がいるのかと言えば、めんどくさいと感じていること以上に
・誰が担当かよくわからない
・発注依頼しようと思っていたら電話が入ってしまって伝えるのを忘れてしまった
という些細な理由が多いように思います。
そのあたりを付箋を貼ることでカバーできるんです。
付箋が手元にあれば忘れないし、捨てるわけにもいかないです。
そして私が離席していても付箋が置いてあれば発注がかけられるわけです。

こんな感じで簡単に取り入れられて月を安心させ満たせる方法や活躍の場を作ることで、主軸を太陽に移しやすくなります。
活躍の場を与えると自分が嫌だなぁと思う形で資質が出にくくなると私は感じています。

という風に、当鑑定ではご相談頂いた方の日常に取り入れやすいことを見つけて資質を自分が生きやすい方法に変えていくことを西洋占星術を使って導いていきます。

今回はシンプルに月で例を挙げましたが、鑑定をしていると子供の頃のことが要因となっていても必ずしも月の要素が本人の生きづらさに繋がっているとも限らず、だからヒアリング+ホロスコープを読み解きという2つの要素がとても大切です。
というか、お話してくださったことが大切かもしれないとさえ思います。
ホロスコープをただセオリー通りに読むことが解決法を導くのに繋がらないことが、鑑定をしていると結構多いんですよね。

月が気になりつつも火星と金星のコンジャンクションを上手に使った方が解決できたり、その鑑定のタイミングの何かしらの天体との配置からで影響を受けていることもありますので、意外とセオリー通りの読み方が通用しないこともあるのが西洋占星術の面白いところだなぁと思います。

★西洋占星術の強み
・資質、才能を知ることができる
・今のお悩みがどの天体や要素の影響かを知れば改善がしやすい
・活用、改善が割と自由にクリエイティブに出来る
・自分で要素を自覚しやすいし、第三者目線で見てみると気付ける視点もある

⭐︎西洋占星術に向いていないこと
・他者の気持ちを読み取ること(そもそも他人は変えられず、自分のことしか変えられないのがこの世のルールです)
・未来予測(そのタイミングの星の配置とネイタルチャートを両方見てどんな年になるかのある程度の傾向はわかりますが、バシッと当てるのは日々の選択で未来が変わる以上は西洋占星術だけでなくどの占いでも無理だと思います。)
・バシッと吉凶の日を見る(ハードアスペクトが大抵出てくるため、この日!と言い切るのは割と難しかったりします。)

という感じです。

ここまでの理屈は理解できて、自分の資質を知ったとしても「そうは言っても続かないんだよね」「完璧主義を他の部分にも伸ばしたくなっちゃうんだよね」というのもあると思います。
変われないという要因は自分に合わないことをやっているという可能性もありますが、実は行動が続かないからというのも大きいと思います。
行動しやすくなるものは勿論西洋占星術で導くこともできますが、その要素を変えるにはクリアランスメソッドを盛り込むと更に楽に変わると思うので、今回少しですが鑑定に盛り込むこととしています。

明日はクリアランスメソッド編をお伝えしますね。

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