2023夏至。何とかなるよ！夏を楽しもう♪ - ピアノの樹〜自分の力を思い出す〜

お待たせしました、夏至図の記事を投稿します。
夏至からの3ヶ月予報となります。
予報といっても必ずしもこうなるというものではなく、勿論予言しているわけではありません。
ただ、こういう星の流れを活用している人たちがいるので、私達も楽しく活用してみるとスムーズに動きやすいかな？とは思うんです。
あと、何か不安になることが起きた時に不必要に怖がる必要がなくなるように活用するのもおすすめです。

というのもね、鑑定を通じて私はネイタルの星は持ち主が大好きで応援していることを毎回感じます。
…ということは？トランジット(イマソラ、移動中の天体たち)もきっと同じ。
宇宙は私達のこと大好きだし応援してくれていると思うんです。
逆行だって、つい頑張りすぎる私達に休息を促しているようなもんですからね。
だから、星たちがどんな意図を持って働きかけてくれているのか？を知っておくと生きやすくなると思います。

ちなみに、私たちは星に影響されることもありますが、星たちのことをよく知っていくと振り回されずに済むようにもなっていくんですよ♪
このあたりもネイタルの星たちと仲良くなる感じと同じだなぁと最近思います。

一般的なマンデン読みや四季図読みは予言に近い気がしますが、私のは先程も伝えたように予言ではないです。
いつだって、自分で選べます。自分で変えられます。
望まない未来は遠慮なく変えるください！
それを思い出すための1つの案だと思っていただければ幸いです。

春分図の記事はこちらから。
hiro-pianotree.hatenadiary.com
春分図は1年の流れを見てみるものなので、引き続き“自分で意図する”はやっていきましょう♪

↓目次

夏至って？
今回使用したホロスコープ
マンデン占星術で読んでみる
ジオセントリックで読んでみる
終わりに
ひろからのお知らせ

夏至って？

夏至とは二十四節気の10番目です。

北半球ではこの日が1年のうちで最も昼（日の出から日没まで）の時間が長い。南半球では、北半球の夏至の日に最も昼の時間が短くなる（#天文も参照）。日本における旧暦5月内に発生する。
夏至 - Wikipedia

北半球の視点なのか、陽が極まる日とも言われますね。
占星術で言うと、太陽が蟹座に入る日です。
なので日にちが違う年も存在します。

ちなみに、トランジットの太陽が
・牡羊座入り→春分の日
・蟹座入り→夏至
・天秤座入→秋分の日
・山羊座入り→冬至
です。
全て3区分(モード)が活動宮に入る時なんですよ。季節のスタートの日です。

因みに四柱推命の季節の区切りは立春、立夏、立秋、立冬らしいですが、これは占星術的に言うと
・立春→エンジェルズゲート(水瓶座15度)
・立夏→ブルズゲート(牡牛座15度)
・立秋→ライオンズゲート(獅子座15度)
・立冬→イーグルズゲート(蠍座15度)
と、占星術で言うと固定宮の真ん中の度数に値します。
占星術だとライオンズゲートだけ有名になっていますが、固定宮真ん中のものもそれぞれ影響があるので全部読んでいる方もいらっしゃいますね。
ちなみに4つのゲートはタロットの運命の輪や世界のカードにも描かれています。

今回使用したホロスコープ

こちらを使用し、マンデン読みとジオ読みをしました。

ホロスコープ作成場所→heliocentric占星術
※システムによりハウス、アングルが異なる場合がございます。
※ハウス、アングルの解釈は日本にのみ当てはまります。

一般的には四季図はマンデン占星術で読むことが多いのですが、私は個人の行動指針もあったほうがいいと思うし、それならジオがわかりやすいので、両方で読んでいます。

マンデン占星術で読んでみる

まずマンデン読みからお伝えしますね。
マンデン占星術は国など大きな枠を見る占星術です。

アセンダント牡牛座、チャートルーラー火星

今回の夏至図はアセンダントが牡羊座です。そして牡羊座の守護星は獅子座5ハウスに居る火星です。
これから3ヶ月は牡羊座や火星のカラーが強め。
つまり、展開が早かったり、活動的だったり、勢いがいいと良いこともありますが、争いごとに発展しやすい時期でもあるので気をつけましょう。
焚きつける流れには乗らないよう、いつも以上に気をつけておくといいですね。

獅子座ステリウム(火星もいる)

火星の居る獅子座に天体が集中していますね。
マンデン占星術でも5ハウスはジオの解釈と似ており、娯楽、芸術、スポーツが盛り上がったり出産、子供に関することにも影響が出やすいと解釈できます。
獅子座5ハウスに火星、金星と月がいます。

金星と火星がコンジャンクション(重なっている)だと芸能界やアートも活発になりそうなイメージ。
今年の夏はフェスやイベント大盛りあがりしそうですね♪

火星と天王星は葛藤

火星は天王星とスクエア(90度/葛藤の角度)のため、芸能界がお騒がせな可能性もありますが、芸能界というのは夢を見させたり自由奔放に過ごしたりする人たちの場になっている側面もあるので(勿論素晴らしい芸をお持ちの方も多いですが)、射手座満月のタイトル同様、私達に関係のない問題・課題は当事者に任せましょう♪
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特徴的なところ

今回のホロスコープを見ていて、特徴的だなぁと思うところを2点お話しします。

・ICに太陽がコンジャンクション(0度/重なっている)
・太陽と月の守護星が入れ替わっている状態(ミューチュアルレセプション)
です。
それぞれお伝えしますね。

太陽とICのコンジャンクション

ICというのは、居場所に関するアングルです。
太陽とICのコンジャンクションは農業に光が当たるかも？といういい解釈もあり、それはそうなったらいいなぁとは思いました。
(4ハウスに農業という意味合いもあり、ICというカスプは4ハウスの起点のためです。)
とはいえ、一般的にマンデン占星術では太陽は国のトップを表します。
ICは底ですので、つまり………という解釈もできます。
敢えて「…」にしました。
私たちが政治に望むのって、その太陽とICのコンジャンクションが示すような誰かが不幸になることじゃなくて、日本が良くなることや皆が楽しく生きられることではないでしょうか？
その誰かが不幸になることだって、そう思う理由の奥には“日本が良くなってほしい、みんなが楽しく生きられる世の中であってほしい“があると思うんです。
目的意識を間違わないことはとても大切だというのを、今回の夏至図は教えてくれていますね。
「そうは言ってもやっぱりいい感情は持てない」と仰る方もいらっしゃるかもしれませんが、今回のミューチュアルレセプションを上手に使うとそんなことを願う必要もないことに気づきます。

蟹座の太陽と獅子座の月(ミューチュアルレセプション)

ミューチュアルレセプションは先程も触れたように、それぞれのサイン(星座)の守護星が入れ替わっている状態のことです。
今回は獅子座の守護星太陽と蟹座の守護星月が入れ替わっています。
マンデン占星術では月は国民を表します。
これから3か月は国民感情が政治に反映されやすい時期になりそうです。
これを火星の「争いに発展させることがないよう」気をつけていけば大丈夫です。
革命的な空気は風の時代には合わないので、伝える時は軽やかに♪(風の時代ですからね)
争いに発展させるタイプのパターンも出てくるかもしれませんが、それに乗らなきゃ小さな火とならばすぐ消えますから、1人でも多くの人が争いに乗らないことが大切です。
望みをはっきりさせ、争わない形で伝えていきましょう♪

1ハウスの木星｛なんとかなるよ！)

1ハウスには木星が入っています。
木星がいることで、安心感や緩みが出ます。
なにか起きても何とかなるので、焦らず悲観せずいきましょう。
不安からくる行動はいい方向にはいかないので、不安になったら一旦落ち着きましょうね。
木星というのは守護して拡大してくれる天体ということも思い出してみてください。

木星と月の葛藤の角度

ただし木星と月はスクエアです。
月が5ハウスということで育児の法案に国民感情と違うことが働いちゃう可能性も考えられますが、だからこそ争う姿勢に持っていかないことには注意です。

冥王星と海王星の生産的な角度

冥王星と海王星がセクスタイル(60度/生産的な角度)です。
セクスタイルは子供が仲良くしてるみたいなイメージで例えられることもあるので、目的意識を見失いがちになることが。
目的意識が間違ってなければいい変化が起きるということなので、行動する時は改めて「本当は何を求めているのかな？」と意識しましょう。

マンデン読みを振り返る

マンデン読みでもまぁ久々にちょっと緩んでるかなー？という感じはします。
1ハウスに木星といい感じのミューチュアルレセプションが兎に角強みです。
不安に感じすぎると何でもないことが大きなことに感じるので、是非今年の夏はなにか気になっても「何とかなるよ」って思い出してみてください。

…とはいえ「何とかなるって思えない😭」ということもあると思います。
では個人間ではどうしましょうか？というのをジオ読みして見ていきます。

ジオセントリックで読んでみる

ジオ読みは一般的なネイタルチャートや新月満月図と読み方が同じです。
ということで、個人の行動指針としてご活用いただければと思います。

アセンダントのサビアンシンボル

今回使用したホロスコープではアセンダントは牡羊座7度。サビアンシンボルは「二つの領域でうまく自己表現している男」です。
牡羊座は自己の目的を探すための旅や、自分自身のことを表しています。
今回のサビアンシンボルではどんなことにも反対的な要素があるということを意味しています。
私たちが対立しやすいのも、二元論に陥るからなんですね。
だから恐怖から行動してしまうとどうしても対立してしまうんです。
相反する要素があることは頭に入れつつも、陽と陰だったり男性性と女性性のバランスをとることだったり、オンとオフを線引きしたり、そうやって自分が生きやすいように活用しましょう。
牡羊座や今回獅子座に天体が多いこともあって意欲が湧きやすい時期だと思いますが、私たちはずーっとは頑張れません。
頑張るって“頑なに張る“と書くので。
緩むこと、休むこともパフォーマンス能力を上げるために大切な要素ですよ。

獅子座5ハウスでステリウムで楽しい夏を♪

獅子座5ハウスでまず金星と火星がコンジャンクションしているというのは、恋愛も活発になりますね。
展開も早いと予想されますので、好きな人が居る方は是非想いを伝えたり誘ってみたりしてみてください♪
そして幼少期や安心感を表す月が居るので子供のことで協力できる、子供ができるとも読めます。
天体が下半分に多いところを見ても、プライベートで楽しいことが多そうな期間です。
夫婦間・パートナーシップが深まりそう。
思い出づくりに出かけてみてください♪
金星と火星のコンジャンクションは創作活動にもいいことを、金星と月のコンジャンクションも芸術的なセンスを表します。
月と火星のコンジャンクションを感情を爆発ではなく情熱的な取り組みに使いましょう！

太陽とICのコンジャンクション

太陽とICがコンジャンクションなので、自分にとって居場所や居心地のいい場所が見つかるかもしれませんね。
太陽なのでプライベートというよりは仕事のモチベーションが上がったり、魂の声が素直に行動に移せる場かもしれません。

太陽と月のミューチュアルレセプション

ミューチュアルレセプションは上手く働かないとお互いの力に引っ張られたり、お互いの要素がこもるらしいのです。
折角自分の中心にいるライツと呼ばれる太陽と月のミューチュアルレセプションなので、いいとこ取りしたいですよね。

太陽が蟹座4ハウス(今回は5度前ルールを適用して、ICとコンジャンクションで考えてみます)、月が獅子座5ハウスなので、
・好きなことを大いに楽しむ
・居場所を快適にする(模様替え、引越し、お気に入りのお店を探してみる)
・能動的な行動(男性性)と直感力(女性性)を活かしてみる
が良さそうかなと思います。

意外な自分の本音が見えたり、過去の記憶に引っ張られてきたけどもうやめられるかも？と思うことも出てくると思うので、自分の声を聞いてみるのも良いですね。
楽しむ時と、自分との対話のために1人でゆっくりする時間のバランスもとってみましょう♪

ちなみに…誰かに期待するというのは、誰かを卑下するのと同じ感じで、結局他人軸なんですよね。
だから、そろそろ海王星牡羊座期に向けて、少しずつそういう癖もやめていくといいと思います。

愛を持って接しよう

今回は乙女座と魚座がインターセプト(ハウスのカスプ(境界線)にすっぽり覆われている)です。
魚座に海王星と逆行中の土星がいます。
皆との境界線が曖昧でも気付きにくかったり、色々とハードルを上げすぎてしまうかもしれません。
他者に愛を持って接すること以上に、自分にも愛を持って接しましょうね。
他人のためになっても自分が苦しみ続けるのは冥王星山羊座期のうちに破壊した方がいい概念の1つですので、手放してみましょう♪

キロン、水星、火星のミニトライン

キロンと水星、火星がミニトラインという複合図形を形成しています。
この複合図形はセクスタイル2つとトライン(120度/調和の角度)で形成されていることもあり、目的意識の大切さも表していますね。
ということで、運に任せるだけでなく自ら努力する姿勢の大切さも教えてくれています。
と言っても運に任せるのも必ずしも悪いことでもないし、努力というのは頑張ることではなく、今までやってこなかったことに取り組む、くらいのニュアンスかと思います。
水星と火星が入っているので、コミュニケーションや自分の想いを伝えていくことで、過去の傷が癒えるように思います。
穏やかにただ伝えるだけ。
相手に対する要望ではなく、自分の想いを伝える。
過去を変えるとか関係を良くすると思うと力が入ってしまい、争いになりかねません。
ただ想いを放す。自分のために、過去の自分のために、辛い気持ちを手放す、ということでしょうか。
直接伝えるのが怖ければ、手紙を書いて引き出しにしまっておくのでもOKです。

逆行中の山羊座入した冥王星

11日に冥王星が山羊座に戻ってきました。
春分の日の2日後に水瓶座入りし、2か月半ほど水瓶座に滞在していましたね。

風の時代の空気を感じたからこそ、最後の仕上げとして変えていくもの(破壊するもの)がわかってきたかもしれません。
(とはいえ2024年11月に正式な冥王星水瓶座期に入るまでは水瓶座と山羊座を行ったり来たりで、もう一度山羊座に戻ってきます。)
世の中の仕組み、皆が持ってしまっている生きづらさの概念、改革が入るかもしれませんん。

もし今までやってきたことが上手くいかなくなった、いい流れだったのに停滞してしまったというのならば、冥王星の影響があるかもしれません。
冥王星は逆らおうとするとずっとついてきます。
なので、変化を恐れず進む姿勢を持つことで、冥王星の影響を味方につけることが可能です。
争いにより成り立つ仕組み、誰かと上下関係が生まれるもの、型にはまった方法でないと成功しないもの、頑張り続けないといけないもの、などなど、必要ないなぁという仕組みがあれば、破壊して、変えてきましょう♪
※冥王星は“破壊と再生“の星とも言われるので破壊という言葉を使っていますが、力づくで壊す必要も勿論ありませんよ♪

仕組み？と思う方は、苦行にいる習慣は止める、くらいにお考えくださって大丈夫です♪

終わりに

長くなりましたが、ここまでお読みくださりありがとうございました。
私の解釈は大分自由かと思います。
でも

・星の流れをどう活用するかを伝えたい
・星たちの応援パワーを受け取ってほしい
というスタンスなので、鑑定に近い読み方をしています。

私ね、最近
・不安を煽るもの
・複雑なもの(というかシンプルじゃないもの)
って嘘が紛れ込んでいるのでは？と思うんですよね。
不安を煽れば人は簡単に動くし、複雑だと事実には辿りつきにくい。
だからこそ、私は折角星を読めるのだから少し先の未来はポイントさえ押さえれば怖がらずに、むしろ楽しく過ごせるんだよと伝えたくて、記事を書いています。

今年の夏は争わないようにだけ気をつけつつ、大いに楽しんでくださいね♪
素敵な3ヶ月となりますように✨