今年最後の新月は射手座で！来年を見据えて好奇心旺盛に、自分の好きを大切に

12月13日の8:31に射手座にて新月を迎えます。
2023年最後の新月であり、今回は水星逆行前に起こります。
※水星逆行は明後日別記事にて投稿しますね。

こちらが新月のホロスコープです。

ホロスコープ作成場所→heliocentric占星術
※ハウス、アングルはシステムにより異なる場合がございます。
※ハウス、アングルの解釈は日本にのみ適用となります。

新月というのは太陽と月がコンジャンクション(重なっている、0度)の状態になると起きます。
過去の体験を活かしながら未知へも挑戦しやすい時で、だから種まきの時期にもなります。
大きなエネルギーが起きやすい時です。

今回は射手座11ハウスで起こる新月です。
射手座には火星もおり、射手座色の強い新月です。

理想を掲げ、好奇心旺盛にいるといい時期です。
勉強のスタートにもいい時期です。
11ハウスですので日本だと仲間と過ごすのも凄く効果的です。

そんな新月(太陽と月)は2ハウスにいる海王星とトライン(調和の角度、120度)です。
新しい挑戦を始める時に愛情、自分の奥深くの気持ち、豊かさ、自分の資質を大切にすると大きく広がることを教えてくれています。

海王星は山羊座1ハウスの冥王星とセクスタイル(生産性のある角度、60度)をとっていますので、自分自身を生きる方(今までの仕組みやしきたりの中ではなく風の時代という新しい時代の生き方)へシフトしていくとより愛が広がり自分のやっていきたいことも広がるようです。

今回のアセンダント(1ハウスの起点、日が昇るところ)は山羊座16度、サビアンシンボルは「体操着の少年少女」です。
素直さも大切にしながら社会での基本的なことを教えていく、という意味合いです。
今回の“社会“というのは、一般常識ではなくこの世の仕組みみたいなものだと思いました。
素直さとこの世の仕組みを理解することは、自分を生きる上で実は大切なことですし、この世の原理って実はシンプルです。
難しく考えすぎず素直に生きていくこともキーワードとなっているんですね。

今回はMCという目指していく先のアングル(ハウスとハウスの境界線の中で特に重要視されるもの)に金星が重なっています。
人生の使命、目指していくものは“自分の好き”を大切にしていくと良いと教えてくれています。
何をしていきたいか悩んだ時も、自分の好きを大切にすると突き進みやすい時期です。

とはいえ金星は牡牛座3ハウスの木星とオポジション(緊張関係のアスペクト、180度)を形成しています。
木星はほぼICという基盤を作るアングルに重なっていますので、コミュニケーションや情報収集も基盤づくりを重視しつつ豊かさを求められるものになるか？ゆったり過ごせるか？という問いかけをしてきています。
オポジションは客観視しやすいアスペクトですので、何か悩んだり上手くいかない時は少し視点を変えることを意識してみてくださいね。

その視点を変えるヒントは山羊座12ハウスの水星がメディテーション(“調停”というアスペクトによる複合図形)していることで見えてきます。
自分の奥底の声も大切にしながら現実化するためにコミュニケーションもしっかり取ることがポイントと教えてくれています。

今回ノーアスペクト(天体同士の特徴的な角度がないこと)の天体が2つあります。

土星は魚座2ハウスにいます。
愛情を素直に受け取ることに拒否反応が出やすい時です。
愛情を力に変える方が安定してきますし、お金を稼げるようにもなります。
遠慮せず受け取りましょう。

牡牛座4ハウスにいる天王星もノーアスペクトです。
天王星は変化や切り離しを促す天体なので、居場所や家族が大きく変わる方もいらっしゃるかもしれません。
牡牛座の落ち着いて構える力を活かして判断しましょう。
焦らないこともポイントです。まずは落ち着きましょうね。

今回の新月で種まきしたことは水星逆行でも見直しが起きるかもしれませんが、今年最後の満月である蟹座の満月で収穫を得るかもしれません。

柔軟に勢いよく、でも不安になったら焦らずにいきましょう。

素敵な新月をお過ごしくださいね♪