痛みすら私 - ピアノの樹〜自分の力を思い出す〜

皆さんこんばんは。

昨日は久々に演奏動画を撮影しました。
実は昨年までスタジオで演奏録画を撮る時って、良い演奏を撮りたいからって2時間くらい平気で弾きっぱなしだったりしたんです。
それが回数を重ねればそりゃ体が悲鳴をあげるわけで、痛みが出てしまったり疲れが凄くて大変でした。
昨日は未来の自分になってからは初の撮影。
未来の自分になったのだから、そこは超えていこうと今回挑戦してみました。

でもね、やっぱり痛み出てくるんですよ。
未来の自分になったときもそういえば痛みがとれなくて大変だったんですよね。
だから「あぁまた痛くなってしまう。私変わってないのかな」とじんわりと痛みを感じながら思いました。
…弾きながらふと思ったんです。
「この痛みも私なのに何故否定しちゃうんだろう？」って。
痛いのも私。痛めてるのも私。なんで否定していたのかなって。
この世には自分の痛みや症状でないものもあるしそれは拒否すれば良いのですが、
「この腕の痛みは私のだ。何で拒否するんだろう？」って。
痛みすら私。
そう思ったんです。
「そっか、痛くなっても良いんだ。弾こう。楽しんで。」と思うように。
そうしたら痛みさんが力を貸してくれました。
言葉として書くと不思議なことですが、感覚的にはそうでした。
痛みさんが私の力になったんです。
力となってくれた後、痛みさんが消えていきました。
普段なら痛くなったら何日も痛くて、完全に痛めてしまえば1〜2ヶ月はダメだったりします。
それなのに、痛みさんが力となってくれて、痛みさんが消えた。
その瞬間、私の中から「上手く弾かなきゃ」というエゴまで消えてしまいました。

そりゃね、何かを表現するには上手であった方がいいし、上手くなるため表現できるいようになるためにレッスンを受けています。
でも、必死で頑張って頑張って弾いて上手に弾けたとしても、動画には必死さしか滲み出ません。
それが果たして良い演奏なのか？とずっと疑問に思っていました。
ピアノを好きな気持ちや楽しむ気持ちを味わわなくていいの？って。
貴方は何故ピアノを弾いてるの？と自分に問いかけたら「好きだから」というシンプルな答えが出ます。
「評価されたい」「凄いと思われたい」じゃないんです。
だってピアノは私の人生そのものだから。
なのに演奏動画の撮影は「うまく弾きたい」という思考に陥り、人からの目線を凄く気にしていたんです。

演奏動画の撮影は自傷行為となっていました。
だから撮影するため弾くと手や腕を負傷していた。
当然ですよね、家での練習やレッスンは楽しいのに動画の撮影は回数重ねることに辛くなっていったのですから。

昨年最後の撮影はこちらの動画。
youtu.be
おまけのハッピーバースデートゥーユーですら顔が固かったのは相当辛かったからでしょう。
それを昨日終わらせることが出来ました。
今回の演奏は色々ツッコミどころは満載ですが、上手に弾くを超えた瞬間だったので残します。
来月公開します。
今後は上手に弾くを意識せず、それでももっと色んなことを表現できるようしていきたいです。

今日の話とは別の話だけどどうしても書きたかったので。
佳花先生のブログ
ameblo.jp
最近これが目の前の世界でも起きているのが（それぞれの見えている世界や感じていることが違うことが）凄くわかるようになってきました。
それはオーラやチャクラをリーディングしとぃても凄く思うんです。
「本当に皆色んな生き方をしているんだな。素敵だな」って。
この世は沢山の人がいて、成り立っていて、違うから素敵なんだよなぁって。
私たちは個性を認めてほしいと願うのに、違いに関して争いばかりしてしまうの勿体無いですよね。
これは昨日話した二元論を抜けることを意識していくと、次第に違いを楽しめるようなっていくような気がしています。
hiro-pianotree.hatenadiary.com
色々自分で試したり体験して紐解いて、わかったことはブログに書いていきますね。
最近気づきが多くて楽しいのと、一日が長く感じて子供みたいな気分です。
しっかり寝てるのに一日が長いって凄いな。
何を見ても楽しんでみたりそこからしっかり学ぼうという気持ちになるので嫌な気持ちになることが格段に減っています。
未来の自分は凄すぎた！