乙女座の新月。使命に向かって進むためにバランスを取っていこう♪

今日は重陽の節句ですね。
菊や栗の節句でもあり、菊酒や栗ご飯などを楽しむ方も多いのではないでしょうか。

来週9/15の10:39に乙女座にて新月を迎えます。
乙女座は様々な女神がモデルとなったとされていますが、大地と豊穣の女神デーメーテールもそのモデルの1人です。
記事の公開の日は意図していたわけではありませんが、たまたま節句のタイミングとなりました😆

さて、こちらが新月のホロスコープです。

ホロスコープ作成場所→heliocentric占星術
※ハウス、アングルはシステムにより異なる場合がございます。
※ハウス、アングルの解釈は日本にのみ適用となります。

今回は乙女座10ハウスの新月です。
新月は太陽と月がコンジャンクション(重なっているアスペクト、0度)の状態です。
使命に向かって分析しつつ完璧にいきたい気持ちが高まりやすいです。
コンジャンクションということで、オンもオフも使命に突き進みたい気持ちでいっぱいという風に読めます。
そんな新月には魚座4ハウスの海王星がオポジション(緊張関係のアスペクト、180度)をとっています。
愛のある居場所があってこそ頑張れるよ？そんなに突き進んで大丈夫？？という緊張が走ります。

そんな緊張状態を、牡牛座6ハウス(緩めですがディセンダントにコンジャンクション)の天王星が調停しています。
「誰かのために」という気持ちや自分の体感、対人関係で感じることでバランスを取りましょう。
力を注ぐ時と緩む時のバランスを取れるよう変化していきましょう♪

今回のアセンダントは蠍座27度、サビアンシンボルは「行進している軍楽隊」です。
蠍座のサインは深く追求することを表しますが、このサビアンシンボルは自分の生き方や考えを人に広めたくなるという意味合いがあります。
度数的に射手座の空気感が入ってきているからというのもあるのでしょう。
ただし、同じ志の人が欲しくなるので他者に依存しやすい脆さもあります。
同じ人間は1人もいないこと、他者との違いを楽しむように視野を広げるとバランスが取れていくと思います。

今回は地のエレメントと柔軟宮が多いので、着実さをバランス良く使いやすいですし、女性性が多いので直感も働きやすいです。
自発的に行動すると良い時期でもあるので、直感が働いたら是非動いてみてください♪

新月以外のアスペクトも見ていきます。

天秤座11ハウスの火星と牡牛座ハウスにいるキロンがオポジションです。
仲間を大切にしながら自分を押し出したい気持ちと真っ直ぐ進みたいけど出来ないという傷の間で緊張関係が生まれます。
その緊張関係を獅子座9ハウスにいる金星が調停してくれています。
自分を生きることの理想を輝かせていくことでバランスが取れていきますよ。
どんどん自分が好きなことや心地いいことをやっていきましょう♪

ただし金星と牡牛座6ハウスの木星はスクエア(葛藤のアスペクト。90度)をとっています。
輝くために自分勝手なことをしだすとエゴが肥大化する恐れがあることを教えてくれていますので、自分勝手にならないようには気をつけましょうね。

乙女座10ハウスでMC近くにいる新月の翌日に逆行を終える水星は、魚座3ハウスにいる土星とオポジションです。
使命を生きるため実務能力を生かしていきたい水星と、コミュニケーションを安定化させるために時に広く見ることも大事だよと伝える土星の間で緊張関係が生まれていますね。
緻密さだけだと全体像が見えなくなりますから、広い視野を持って確認することでより緻密さが安定していきますよ。

今回の乙女座新月で種まきしたことは、牡羊座の満月で収穫ができます。
着実に種まきをして、新たなスタートのために進んでいきましょう。

素敵な新月をお過ごしくださいね。