天秤座満月。周りとの調和は自分を生きることから。 - ピアノの樹〜自分の力を思い出す〜

冥王星プレ水瓶座期の初めての満月は4月6日13:34に天秤座の満月で起こります。
風の時代に相応しいものを受け入れ、不要なものは手放していく空気の促進をしてくれそうですね。

こちらが満月のホロスコープです。

※システムにより、ハウス表示が異なることがあります。

上半分の南半球に天体が集中しているため、社会に打ち出すものに関しての収穫・手放しがありそうなタイミングですね。

エレメントは割とバランスいいです。
活動宮と固定宮が多いので、行動したければすればいいし、地固したいならしてもいい、ともとれます。
どちらの行動パターンでも自分べースでやっていくことがおすすめです。

ただ、アセンダントは獅子座21度で、サビアンシンボルは「中毒した鶏」。
失敗を恐れず自己表現したり挑戦したりできるサビアンシンボルですが、タイミングを図ることの大切さも教えてくれています。
この満月から2週間は焦らない方がいいと教えてくれているようです。

では天体を見ていきます。
太陽と木星がコンジャンクション（重なっている）なので、自分らしさや魂の意図が拡大されます。
新しく始めるにあたって不要なもの、変えたい癖は一旦やめてみるのが手です。
ワクワクする新しいことにどんどんやっていくと、自分の良さを出しながら木星の恩恵を受けられます。

太陽と小惑星キロンもコンジャンクション。
過去の傷が疼いたら癒すチャンスですし、自分を生きるためにシフトするサインかもしれませんね。

金星と天王星も緩くですがコンジャンクションしているため、好きなことや心地いいことを自分の体感に合わせて変化するのも良し。
金銭感覚の見直しにもいい時期です。

今回の天体の配置を見ると、月が孤立しているように見えるため、私はシングルトン扱いとみなします。
「誰かのために」「周りの人のために」と思って行っているけど自分を消耗させているものは手放していきましょう。
天秤座ということでつい周りに目を向けがちになるサインですが、自分の想いをしっかりと伝えることも相手との関係性を良くすることに大切というのを思い出せてくれるよう感じます。

そんな月は太陽だけでなく木星ともオポジションという緊張関係です。
（満月時は太陽と月はオポジションです。）
社会のために頑張りすぎているのは何のため？
認められたい、自分の居場所を確保するため、というものが無意識下で存在しているのなら、やめましょう。

冥王星と水星はスクエアという葛藤の角度です。
情報収集の仕方、コミュニケーションの取り方を変えてみたくなるかもしれませんね。
自分の心地よさと皆にとっていいものを模索するといい変化ができそう。
自分の心地よさをしっかり確保できることが、個の確立にも繋がりますよ。

金星と海王星はセクスタイルという生産性のある角度です。
女性性や華やかさが広がりやすい時期です。
思いっきりキラキラしてみてください♪

あと、これは全員に該当する訳ではないのですが、ご自身のネイタルチャートの蠍座に天体がある方は、今回の新月のタイミングでT火星蟹座とT土星魚座と水のグランドトラインという幸運の三角形が形成されます。
芸術性、感性を大きく開花させるチャンスですから、自分の中でそれを阻害するなぁと感じたものを一旦横に置くといいです。
（手放すというと無闇矢鱈に捨てることも想定できるので、一旦脇に置く、くらいのスタンスで◎）

今回の乙女座満月で収穫したり手放せたりすると、次の新月で上手に種まきが可能です。
次の新月は牡羊座で2回目の新月というだけでなく、金環皆既日食という観測地点によって金環日食が見えたり皆既日食が見えたりする特殊な日食を伴います。
日食は毎年のようにあるのですが、金環皆既日食は100年の間に7回くらいしかない結構レアな日食です。
しかも冥王星水瓶座期最初の新月でこれです。
強烈なリスタートになるかもしれません。
今不要に感じるものは、先程も伝えたように手放すか決めきれない時は一旦傍に置いて違うことをやってみるのも手です。

素敵な満月をお過ごしくださいね♪

アセンションの話は風の時代の切り替わりの辺りから聞くようになりましたが、アセンションって人間らしさを手放すわけじゃないんです。
そして世の中的に、誰かが、良いと言っていても、自分にとって本当に合っているのかは見極めないとかえって自分が失われてしまいます。
ただただ良いと言われるものを受け入れ、悪いと言われるものを拒むのは機械化へ進んでしまいます。
自分と相談し、自分の声を聞き、自分との調和をまずは目指してみるといいと思います。