2024年の4つのゲートの最後のイーグルズゲートが開きました。
10月23日~11月12日だそうです。
イーグルズゲートとは、宇宙からのエネルギーが力強く降り注ぐ時期のこと。
宇宙と地球を繋ぐゲートが開くタイミングです。
何故蠍座なのに鷹?ということですが、昔は鷹が使われていたこともあるそうです。
占星術だとライオンズゲートだけ有名ですが、実は4つあります。
・エンジェルズゲート(水瓶座15度)
・ブルズゲート(牡牛座15度)
・ライオンズゲート(獅子座15度)
・イーグルズゲート(蠍座15度)
と、占星術で言うと固定宮の真ん中の度数がピークに値します。
ちなみに4つのゲートはタロットの運命の輪や世界のカードにも描かれています。
イーグルズゲートの1番エネルギーの強いタイミングが立冬の時です。
今年の二十四節気の立冬は11月7日です。
霜降→立冬→小雪と続き、暦の上では初冬、冬に入ります。
立冬とは
冬の始まりのこと。
「立」には新しい季節になるという意味があり、立春、立夏、立秋と並んで季節の大きな節目です。 ※これらを四立(しりゅう)といいます。朝夕冷えみ、日中の陽射しも弱まって来て、冬が近いことを感じさせる頃。木枯らし1号や初雪の便りも届き始めます。
立冬を過ぎると、初霜が降りて冬の佇まいへと変わります。この日から立春の前日までが冬。
立冬(二十四節気)〜日本の行事・暦
立冬は占星術で言うと太陽が蠍座15度という真ん中の度数に入る日です。
蠍座らしい一人の人と徹底的に向き合うことや一つのことを探求してきたからこそ、一旦180度真反対の度数である牡牛座の性質である自分の感覚を大切に色々楽しんでみたり、マイペースを貫くことの大切さも思い出すタイミングです。
サビアンシンボルは数え度数のため、16度のサビアンシンボルを見ます。
蠍座16度のサビアンシンボルは「いきなり笑い出す少女の顔」です。
自然体の自分でいることで自分に必要なチャンスを引き寄せることを表しているそうです。
蠍座らしさも取り入れるために1つ前の蠍座15度のサビアンシンボルも見てみます。
サビアンシンボルは「5つの砂山のまわりで遊ぶ子供たち」です。
集団の頂点に立つ願望を表すそうです。
蠍座で徹底的にやり抜いてきたからこそ自然体でいることの大切さも思い出すのでしょうね。
私たちは色んな要因で自分を偽ってしまったり、素直に出せなくなってしまうことが多いです。
その結果人との関係も悪くなってしまうのですが、自分を出して嫌われてしまったり失敗してしまうことはとても怖いです。
でも大丈夫。今回のイーグルズゲートではその不安を和らげてくれそうな雰囲気を感じます。
ホロスコープの解説の時に詳しくお伝えしますね。
・第五十五候:山茶始開(つばきはじめてひらく)サザンカの花が咲き始める頃。11月7日〜
サインの16〜20度は180度の反対の影響を受けるため、例えば太陽蠍座さんだけど牡牛座さんぽいなぁという感じがする人が出てきます。
占星術はよく180度間反対の性質を受け入れるとより良くなるという話を聞きますが、まさにこの度数はそうで、180度真反対のサインの性質を入れることでより安定するという感じです。
蠍座座16度のサビアンシンボルには触れましたので、割愛します。
・第五十六候:地始凍(ちはじめてこおる)寒さも増し、大地が凍り始める頃。11月12日〜
サインの21〜25度はサインの力が最も極まる段階。今までの経験を経て、そのサインらしい力をしっかり発揮できます。
蠍座らしい探究心や一人としっかり向き合うことをどんどん発揮していく時です。
蠍座21度のサビアンシンボルは「職務を放棄した兵士」です。
押し付けられた義務への反抗を表します。
・第五十七候:金盞香(きんせんかさく)水仙の花が咲き始める頃。11月17日〜
サインの26〜30度というのは次のサインを見据えている段階です。
なので例えば太陽蠍座さんでもこの度数の人は射手座さんぽい雰囲気があったりします。
蠍座26度のサビアンシンボルは「キャンプをつくっているインディアンたち」です。
自分の知恵や力を試すことを表しています。
この力を試したくなる感じは射手座さんぽい!と思います。
お待たせしました。
それでは、今回のイーグルズゲートのピークのタイミングのホロスコープからテーマを読み解いてみます。
こちらがイーグルズゲートピークの日・立冬(蠍座15度入りのタイミング)のホロスコープです。
ホロスコープ作成場所→heliocentric占星術
※ハウス、アングルはシステムにより異なる場合がございます。
※ハウス、アングルの解釈は日本にのみ適用となります。
※サビアンシンボルの引用、参考サイトは→星読みテラス|好きを仕事に!今日から始める西洋占星術
今回のアセンダントは蠍座29度、サビアンシンボルは「首長に自分の子供たちの命ごいをするインディアンたち」です。
新しい道へ踏み切れない気持ちを表しているそうです。
これは新しい理想へ向かおうとしているが、古い価値観や人を手放すことで揺れていることの現れだそうです。
今回はアセンダントも蠍座で、しかもアセンダントのサビアンシンボルは射手座の未知への世界に飛び込みたい気持ちと今までの経験や人(蠍座なので特に徹底的に向き合ってきた人)とのお別れに葛藤する気持ちが表れているのが興味深いです。
今年の秋分の日や秋分の日の少し前にあった月食満月で、本来の自分をどんどん生きる方へ行動していくことの後押しが入り始めました。
この後の冥王星、海王星、天王星というトランスサタニアンの移動が控えていることを考えると、新しい世界へ飛び込む行動はかなり大切になってきます。
トランスサタニアンが全て陰(女性性)から陽(男性性)へ移動するということで、行動をしていくことを宇宙規模で求められるのと、もう自分を偽ったり自分勝手に生きることは上手くいかないという宇宙からの教えでもあるんです。
その葛藤がアセンダントに出ているということで、イーグルズゲートの期間は新しいことへの挑戦したい気持ちと周りの人の反応が気になったり今までやってきた経験を無駄にしていいのかと揺れ動きそうな雰囲気ですが、そのヒントとなるものが見つかりやすいのかな?と思いました。
というのも、アセンダントが蠍座ということで、今回のチャートの守護星は冥王星と火星です。
本当の自分を生きるような変容、元々持っている行動力が刺激されやすい配置なので、変わりたい意欲の方が勝ると思います。
そうはいっても未知のことには不安がつきものですから、自分の本心に真っ直ぐ届くメッセージを受け取った時に行動していける後押しをどう星がしてくれているのかを見ていきましょう。
実は今回のホロスコープ、冥王星水瓶座入りの日でも出る火星と冥王星のオポジション(緊張関係のアスペクト、180度)がアウトオブサイン(天体同士の角度はサイン間の影響が強く出やすく、角度がタイトであってもサインがずれると影響が弱まると解釈されています)が既に出ています。
この2天体がチャートの守護星というのが面白いなぁと思うんです。
一般的にオポジションというのは圧がかかるアスペクトです。
お互い似たところも多いけどエレメントのみ違うため、その違いにより全く違うよりも対立が起きやすい感じとでも言いましょうか。
今回火星は獅子座8ハウス、冥王星は山羊座2ハウスにいて、火星は大切な人との縁をモチベーションとして行動したい気持ちに火をつけているのですが、冥王星は自分の資質を大切にする方へ変わるという圧をかけています。
これが世の中で起きてしまえば、自分の大切なものを貫きたい精神と変えるところは変えるべきという圧で大喧嘩しそうな雰囲気ですよね。
火星と冥王星とそれぞれに別にアスペクトも形成しており、それによる圧の掛け合いを和らげる配置も出ていますが、私が1番ここポイントかなと思ったのは、私たちの魂の本質を表す太陽が関わるアスペクトの方です。
先にこちらから紹介しますね。
今回山羊座2ハウスの月を頂点として、魚座4ハウスの土星と蠍座12ハウスにいる太陽がミニトラインという小三角形を形成しています。
更に月は牡羊座5ハウスの小惑星キロンとスクエア(葛藤のアスペクト、90度)を、土星がIC(基盤を表すアングル)とコンジャンクション(大きな変化のあるアスペクト、0度)を形成しています。
ミニトラインはトライン(調和のアスペクト、120度)1つとセクスタイル(生産的に動くといいアスペクト、60度)2つで形成され、自然と良いところを引き出し合える配置です。
今回は天体のサインを見ると女性性のミニトラインの形成とわかります。
過去を振り返ること、直感を活かすことが良いと教えてくれています。
月と小惑星キロンのスクエアの影響で楽しいことをしている時に過去の傷が疼いて自分の資質を出すのが怖くなってしまうかもしれませんが、太陽が蠍座12ハウスにいるため自分の奥深くの本心と向き合うと何が要因で変化を恐れていたのかにも気づけそうです。
土星もついていますので、自分の気持ちと向き合うことができたら安定化することも教えてくれています。
まずは自分と向き合う時間を作ることから始めてみましょう。
自分が何をどう感じ、どうしてその出来事に反応してしまうのか。
それに気づくことが変化するきっかけとなる第一歩です。
そしてチャートの守護星の火星と冥王星のアスペクトも見ていきます。
冥王星は魚座4ハウスの海王星、牡牛座6ハウスの天王星とミニトラインを形成しています。
トランスサタニアンという時代天体が女性性でミニトラインということで、過去と向き合うことで宇宙から応援を受けやすい配置というのがわかります。
過去と向き合うことで必要な経験をしてきたからこそ未知への挑戦ができるということや、本来の自分を生きることの楽しさや大切さを実感することができるかもしれませんよ。
火星は射手座1ハウスの水星とトラインを形成しています。
自分の本音を伝えやすい時です。
言葉選びをしっかりすることで、より本音が伝わりやすくなりますよ。
火星はアウトオブサインですが海王星ともトラインを形成しているので、沢山選択肢があることを思い出すこともポイントとなっていると教えてくれています。
選択肢って本当に沢山あるし、何なら作ることだってできます。
それ思い出すことで大切な人をとの関係性を守っていくことと変化していくことの両立がいく選択も見つかるかもしれませんね。
他のアスペクトも見ます。
射手座1ハウスの金星は双子座7ハウスの木星と緩めですがオポジションを形成しています。
一人で自由に楽しんで生きたい気持ちと人と軽やかに関わって楽しく生きたい気持ちで揺れ動きそうです。
でも大丈夫。小惑星キロンが関わることでメディテーション(調停)の複合アスペクトが出来ます。
過去の傷に気づき、自分が本当に好きなことを楽しむと良いと教えてくれています。
ここまでホロスコープを読んできましたが、全体的に過去を振り返りやすい配置になっているので悩みやすい配置にはなっていますが、自分と向き合う習慣ができれば変わっていけるという配置にも同時になっていましたね。
あなたが大切だと思っている人の前で、実は無理していたり自分を出せずにいたりしていませんか?
反対に自分さえ良ければいいと思いながら過ごしていませんか?
一見真反対に思える性質も、自分を生きられていないから起きていることという共通点があります。
また、過去の嫌な体験やできなかった体験ばかり思い出していませんか?
できたこと、楽しかったことって思っていたよりも沢山あったりしませんか?
あなたにしかできないことってあります。
それはトップに立つことではなかったとしても、トップに立たなければ誰かの役に立てないわけでも自分の力を発揮できていないわけでもありません。
本当の自分を生きると決めて、その世界を選び行動していく。
その後押しをぜひイーグルズゲート中に受けて、楽しく過ごしていきましょう♪
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