1/21は冥王星プレ水瓶座期2回目。魂の道へ進むための変化の時期

1月21日に冥王星が水瓶座へ移動します。
今年また山羊座入しますので、冥王星プレ水瓶期の2回目ということになります。
本格的な冥王星水瓶座期となる11月に向けて今何をしていけばいいのかの指針にもなるかと思いますので、星読みしました。

こちらが冥王星が水瓶座入りするタイミングのホロスコープです。

ホロスコープ作成場所→heliocentric占星術
※ハウス、アングルはシステムにより異なる場合がございます。
※ハウス、アングルの解釈は日本にのみ適用となります。

今回冥王星は水瓶座11ハウスにおり、冥王星水瓶座入りの前日に水瓶座入りしている太陽とコンジャンクション(重なっているアスペクト、0度)しています。
冥王星水瓶座期に向けたシフトがしっかり促されているように感じます。
というのも、太陽が今世の私たちのテーマであり、魂の意図や使命も表します。

その太陽にほぼ誤差がなくしっかり重なっているということは、
・魂の声を聴くことを良い
・何かをする時今までと違う選択肢が思い付いたらそれを採用する
・風の時代らしく皆と共存していくために個をどう発揮していこうかを模索する
と良さそうな感じですね。
まとめてしまえば、自分の決めてきた道へ大きく舵を切るチャンスとも取れます。

ただ、変えると思うと人間は抵抗が出やすいです。
同じ「かえる」の音なら自分に還ることを意識することや、決めたらあとは流れに身を任せるくらい気楽にいることもポイントです。
水瓶座は重厚感がある風ですから、流れに乗ると一気に後押ししてくれる可能性も高いです。

今回ホロスコープの左側と上部に天体が多いです。
自発的に社会に打ち出すことがテーマとなります。
その時未知の分野に突き進めるのも太陽のパワーの1つです。
自分の魂を軸に進むと決めましょう。

チャートルーラーは春分図、冬至図と同じく火星です。
火星は山羊座10ハウスにいます。
使命に向かって突き進むこと、現実的にきちんと行動することを意識しましょう。
火星は緩めではありますが、MCとコンジャンクションしている水星とコンジャンクションです。
自分のことを言葉で伝えていきやすかったり、自分のことを発信しやすい時期です。
特に山羊座ですから、形作りたいことや達成したことを中心に話してみたり、現実的な視点を入れると良さそうです。
自分のことを伝えていくことで使命に向かって進めたり、進むきっかけとなる情報が得られそうです。

アセンダントは牡羊座7度でサビアンシンボルは「二つの領域でうまく自己表現している男」です。
この世はどんなことにも反対的な要素があるので陰陽や善悪など相反するものを理解してくことや、オンとオフの活力の使い方を見直すといいことが表れています。
アセンダントは使用しているシステムや設定する場所で少し誤差が出るので念のため牡羊座6度も見ておくと、サビアンシンボルは「一辺が明るく照らされた四角」です。
気力と積極性が鍵で、頑張った分上手くいくけど手を抜くと衰退するという意味があるようです。
両方のサビアンシンボルの意味合いを加味すると、努力していくことは大切だけど、ちゃんとオンオフのメリハリをつけたり、善悪決めきれないものも沢山あるので二元論で決めないよう気をつけることが大切となりそうです。

『風の時代は個の時代』と言われていますが、それでもまだ縦社会が続いていたりモデルケースがあるのは、縦社会は役割がわかりやすいし、モデルケースがある方が決めやすいからだと思うんですね。
個を生きたり、人と個と個で向き合うのはまず自分を知らないとできませんし、自分を知った上で自分の物差しだけで人を測らないことが大切となります。
勿論嫌なことやダメなことをきちんと断るのも大切です。
そう聞くと大変そうに感じたり億劫に思うこともあるから、結局縦社会やモデルケースがある状態から抜けようとしなかったり、人と比較して正しいか間違っているかで判断してしまうんです。
勿論失敗したくもないですよね。

でも思い出してほしいんです。
失敗も成功と一緒に語られる二元論です。
失敗したら終わりでもなく、勿論成功しても終わりではありません。
どちらもあなたが生きていく上での一部です。
どちらもあなたの力となります。
成功したら次のスタートが始まるように、失敗しても次のステップへ進むスタートなだけです。
そういう本質的なことを思い出してみる期間となりそうですね。

魂の道へ進むためのヒントをもう少し探るため、他のアスペクトも見ていきます。

魚座12ハウスの土星を中心として、牡牛座1ハウスの木星と山羊座10ハウスの水星はミニトラインという複合アスペクトを形成しています。
最近土星と木星のセクスタイル(生産性のあるアスペクト、60度)が続いており、山羊座に天体が入ってきてミニトラインが形成されやすい状態が続いていますが、新月満月四季図や冥王星プレ水瓶座期2回目のように節目に沢山出ていますね。

内側にエネルギーが向き、過去のことがヒントとなります。
ただし変化を促すにはソフトアスペクトのみではエネルギーが弱いため、三角形の頂点の間反対である乙女座6ハウスの力を借ります。
仕事や健康のように目に見えるもの、自分が努力すると誰かのためになることをしっかり分析していく。
仕事や健康に走りすぎるのは良くありませんが、どちらも自分に合ったものが見つかると心身ともに健康になります。
その安定感で自分らしさの拡大、何かを達成していくために言葉を選んでいける、自分の魂の声も聴きながら安定していけそうです。

ただ、双子座3ハウスにいる月は魚座12ハウスの土星とスクエア(葛藤の角度、90度)です。
過去挑戦したことのないことや今までやってこなかったこと、もっと言ってしまうとあまり他人が挑戦していない分野について発信しようとするときに不安が大きく出てしまうかもしれません。
ただ今回の冥王星プレ水瓶座期のテーマは自分の道へ進むための大きな変容もありそうなので、変わることに抵抗が出過ぎてしまうと冥王星からの圧も強くなり、板挟みとなります。

新しい挑戦に恐怖心が出たら思い出してみてください。
今までの経験があるから私はステップアップできるのだ、って。
新しい挑戦をするときも、あなたが過去やってきたことや元々ある才能は必ず基盤となり支えてくれます。
不安になるのは人間として当たり前です。
でもそれと同じくらい、あなたには挑戦する力もあることを思い出してください。
一気に力を注がなくても良いので、ちょっとでも始めてみましょう。
手帳など何かに記録しておくと、毎日少しずつやってみても大分進んだのを実感して凄く勇気づけられますよ。
月のいる双子座らしい軽やかさ、新しいことへの好奇心旺盛な気持ちも後押しとなるので、ぜひ挑戦は楽しいことと思い出してみてくださいね。

挑戦に対して不安が出るのは射手座9ハウスの金星と魚座12ハウスの海王星はスクエアの影響もあるかもしれませんね。
沢山学びたいいな、海外のことも知りたいな、楽しく生きたい、理想を追い求めたいというキラキラした気持ちでスタートしようとしても、もっとより良い選択肢がある気がして今始めるべきではないのかも？と思ってしまうのかもしれません。
もし道がはっきりしていないかも？と思ったら、好きなことをいくつか試してみるくらいの気持ちで大丈夫。
やってみて決めても平気なことは結構沢山ありますよ。

牡牛座2ハウスにいる天王星はノーアスペクト(他の天体とアスペクトがないこと)です。
変化に対する板挟みが起きたら天王星からの影響かもしれません。
もうすぐ逆行が終わるので、今板挟みが起きたら見直すチャンスでもあります。
自分の体感・豊かさを信じてどっしり構えてみてください。
なんとかなる、その気持ちが変わる力をもらうきっかけとなるかもしれません。

1ハウスでキロンとドラゴンヘッドがコンジャンクションしています。
ドラゴンヘッドは未来(来世)を表すこともあるので、未来へ進むときに傷が疼くかもしれません。
ただ、その傷は実は自分のものと思い込んでいただけで、集合的無意識からの影響だったり、世の中の刷り込みからできてしまったもので、あなた自身が要因じゃないのかもしれません。
傷が疼くような感覚になったら「自分とは？」と自分と向き合ってみたり、無理せず休む時間を作ってみてくださいね。

本格的な冥王星水瓶座期スタート前に、自分を生きる道に入ることを楽しんでやっていきましょう♪
皆さんが星の恩恵を受け、楽しく生きられますように。