10月8日：二十四節気「寒露」【二十四節気ざっくり読み】

本日より二十四節気の寒露(かんろ)となります。
立秋→寒露→霜降の順で、二十四節気の晩秋の時季にあたります。
前日が満月でしたね。

寒露とは、晩夏から初秋にかけて野草に宿る冷たい露のこと。　
秋の長雨が終わり、本格的な秋の始まりになります。この頃になると五穀の収穫もたけなわで、農家では繁忙を極めます。
露が冷たい空気と接し、霜に変わる直前で、紅葉が濃くなり、燕などの夏鳥と雁などの冬鳥が交代される時期でもあります。
寒露（二十四節気）〜日本の行事・暦

占星術でいうと、太陽が天秤座15度に入る日です。
天秤座らしいコミュニケーション力や調和を体験してきたからこそ、一旦真反対の牡羊座らしいまっすぐ突き進んでみたい気持ちの出てくる頃です。

こちらが寒露(太陽天秤座15度入り)の日のホロスコープです。

ホロスコープ作成場所→heliocentric占星術
※ハウス、アングルはシステムにより異なる場合がございます。
※ハウス、アングルの解釈は日本にのみ適用となります。
※サビアンシンボルの引用、参考サイトは→
星読みテラス｜好きを仕事に！今日から始める西洋占星術

サビアンシンボルは数え度数のため、16度のサビアンシンボルを見ます。
天秤座16度のサビアンシンボルは「流されてしまった船着場」です。
人の悩みの中を一緒に漂流し解決することを表しているそうです。
自分勝手な人に振り回されて自分の正しい判断が見えなくなる時なのですが、見切りをつけずに一緒に解決するといいそうです。

天秤座らしさも取り入れたいので、1つ前の天秤座15度のサビアンシンボルも見てみると「環状の道」です。

毎日の繰り返しが大きな成果へ繋がることを表しています。
これはバランスよく過ごすことの大切さを表しているとのことで、天秤座らしい調和も取れてくることの現れのように感じますね。

今回のアセンダントは射手座4度、サビアンシンボルは「歩くことを学んでいる小さな子供」です。
挑む力を他者に教えることを表すそうです。

ちょっと天秤座16度のサビアンシンボルとリンクしますね。

今回のホロスコープの内容をざっくりとお伝えすると
・水星、月、冥王星が固定宮のTスクエアを形成します(月がサインずれ)。
慎重になりやすい配置ですので、不安が出たら自分で意図して未来を変えていくことを意識しましょう。

・土星＆海王星、天王星、冥王星が男性性のミニトラインを形成します(土星がサインずれ)。
未来を見据えて行動すると宇宙の後押しを受けやすい配置が続いています。
自分で意図して行動していきましょう。

・金星と土星は緩めに緊張のアスペクトを形成しますが、木星が調停してくれます。
自分らしい輝きを生かすために親から受け継いだものや今の自分の感情も大切にして、自分の基盤を整えていきましょう。

★寒露の七十二候
それでは寒露の七十二候も見ていきます。

・第四十九候：鴻雁来(こうがんきたる)雁が渡ってくる頃。10月8日〜
サインの16〜20度は180度の反対の影響を受けるため、例えば太陽天秤座さんだけど牡羊座さんぽいなぁという感じがする人が出てきます。
占星術はよく180度間反対の性質を受け入れるとより良くなるという話を聞きますが、まさにこの度数はそうで、180度真反対のサインの性質を入れることでより安定するという感じです。

天秤座16度のサビアンシンボルには触れましたので、割愛します。

・第五十候：菊花開(きくのはなひらく)
菊の花が咲き始める頃。10月13日〜
サインの21〜25度はサインの力が最も極まる段階。今までの経験を経て、そのサインらしい力をしっかり発揮できます。
天秤座らしい抜群のコミュニケーション力や調和力を色んな場で役立てていくことになります。

天秤座21度のサビアンシンボルは「海岸の群衆」です。
人への対応力を表しています。
自分勝手な要求をする人に対して無理をする場面もありそうですが、我慢強く人に付き合うことができるそうです。
天秤座16度よりもより対応力が上がっていますね。

・第五十一候：蟋蟀在戸(きりぎりすとにあり)戸口で秋の虫が鳴く頃。10月18日〜
サインの26〜30度というのは次のサインを見据えている段階です。
なので例えば太陽天秤座さんでもこの度数の人は蠍座さんぽい雰囲気があったりします。

天秤座26度のサビアンシンボルは「互いに入れ替わる鷹と大きな白い鳩」です。
気持ちの切り替えを表しています。
バラバラになっている物事をまとめ気持ちの切り替えをしっかり行うことの大切さに気づけるそうです。
コミュニケーション力をしっかり学んできたからこそ、ここで自分との調和力も他者との調和力も極まり、次の蠍座に向けて歩んでいるのが伝わりますね。

素敵な日々をお過ごしくださいませ。