3月14日は日本でも見られる皆既月食を伴う乙女座の月食満月。天体ショー楽しみつつリセットリスタートの力も活用してみよう。

3月14日15:54に乙女座で月食を伴う満月が起きます。
皆既月食ですが、日本ではこの満月の時刻のように皆既月食までは見られないものの、日本の一部で部分月食が見える（月出帯食）だそうです！
月食はリセットリスタート色の強い時。
どう変容していけば良いのかを見ていきましょう。

こちらが月食満月のホロスコープです。　

ホロスコープ作成場所→heliocentric占星術
※ハウス、アングルはシステムにより異なる場合がございます。
※ハウス、アングルの解釈は日本にのみ適用となります。
※サビアンシンボルの引用、参考サイトは→星読みテラス｜好きを仕事に！今日から始める西洋占星術

アセンダントは乙女座2度、サビアンシンボルは「掲げられた大きな白い十字架」です。
客観的に考えることを表しているそうです。

今回の月食満月は月が乙女座1ハウス、太陽が魚座7ハウスにいます。
更に太陽は土星とコンジャンクション(大きな変化のあるアスペクト、0度)です。
満月は月と太陽がオポジション(緊張関係のアスペクト、180度)を形成します。
自分のできることを活かして着実に生きたい気持ちと未来を見据えて人と関わりながら自分を広げたい気持ちで揺れ動きそうです。
しかも土星がハードル上げがちというか。

ただ、今回満月に色んな天体がアスペクトを形成しますので、揺れ動く気持ちの解消をしていきましょう。

まず、満月を牡牛座9ハウスの天王星がタイトに調停の複合アスペクトを形成してくれています。
天王星はMC(目指していく先)ともコンジャンクションしていますので、本当の自分を楽しんで生きるための挑戦をすることや、自分の体感を大切にすると良い変化ができると教えてくれています。

太陽と土星のコンジャンクションでハードルが上がりそうになったら土星は蟹座11ハウスの火星とトライン(調和のアスペクト、120度)を形成しているため、仲間と過ごしながら自分を出してみると少しずつ変なハードルは下がりそうな感じです。

ただし火星と牡羊座8ハウスの小惑星キロンがスクエア(葛藤のアスペクト、90度)のため、人といると感情的にはなりやすいので、感情的になったら相手にも謝りつつ自分を紐解くヒントとしましょう。

更に太陽は月食満月のためドラゴンヘッド(未来や来世を表すアングル)ともコンジャンクションしていますが、魚座8ハウスの海王星もドラゴンヘッドとコンジャンクションしているため、選択肢を広げたり終わらせるものは終わらせると良さそうです。
自分と深い縁の人も変わるヒントになりそうなので、大切な人と向き合うのも良さそうです。

海王星は水瓶座6ハウスの冥王星とアウトオブサイン(アスペクトはサインの角度形成を見るため、角度がタイトでもサインがずれると影響力が弱まると解釈されています)ですが、セクスタイル(意識的に動くといいアスペクト、60度)を形成していますので、仕事の仕方や健康を考えるのも変化しやすそうですね。

満月に関わるアスペクト以外も見ていきます。

牡羊座8ハウスで水星と金星がコンジャンクションしています。
好きを言葉にしたりワクワクすることを決めると良さそうです。
日本では8ハウスなので大切な人との縁を深めるために言葉を選ぶのもポイントです。

今回双子座10ハウスの木星がノーアスペクト(天体など同士の角度形成がないこと)です。
自分らしさってなんだろうという気持ちが出やすいときなので、軽やかに試してみると幸運の鍵が見つかりそうです。

今回の乙女座月食満月で自分を労ってから不要なことをやめていくと、次の牡羊座日食新月で種まきする土壌が整います。
月食の影響は半年以上続くため焦らなくて大丈夫ですが、次の新月も日食を伴いリセット・リスタートが入るので、今のうちから自分と向き合っておくと良いですよ！

素敵な月食満月の日となりますように。
お天気に恵まれて見えるといいですね！