大晦日の日に山羊座の新月(同月2回目)。しっかり自分と向き合って2024年を良い形で終えつつ2025年のスタートも切っちゃおう！

12月31日に7:26に山羊座で新月を迎えます。
12月2回目の新月ということで、同じ月の間に2回新月が来る珍しい新月で、大晦日の日に新月を迎えるというのはメッセージ性が強い印象を受けます。
2025年いいスタートを切るために大いに活用したいところです。

こちらが新月のホロスコープです。　

ホロスコープ作成場所→heliocentric占星術
※ハウス、アングルはシステムにより異なる場合がございます。
※ハウス、アングルの解釈は日本にのみ適用となります。
※サビアンシンボルの引用、参考サイトは→星読みテラス｜好きを仕事に！今日から始める西洋占星術

アセンダントは山羊座18度、サビアンシンボルは「イギリスの国旗」です。
自分の感情のコントロールを表しているそうです。
来年は海王星と天王星も一度次のサインへ移動するため、自分の中が翻弄されるような感覚になるかもしれませんが、そんな時こそ焦らず冷静になることの大切さを教えてくれているように感じます。

今回の新月は山羊座12ハウスで迎えます。
珍しく新月(月と太陽が重なっている状態)以外のアスペクトがないため、自分の気持ちと本来の自分が一致しやすくて大きく変化しやすいことを表しているように感じます。
山羊座ということで現実的に見えたり、形作りやすいという利点があります。
日本では12ハウスなので自分の内側の本当の声を聴きやすく、そうなると自分と向き合うことができ、何か問題が起きても自分で変えて乗り越えやすくなります。
この配置もアセンダントの内容に共通しているので、2025年は自分と向き合うことが大きなテーマの1つともなりそうな感じですね。
(具体的には2025年春分図で年間テーマをお伝えすることになりますので、3月のお待ちくださいませ。)

では他の天体のアスペクトも見ていきます。
獅子座7ハウスの火星は水瓶座1ハウスの冥王星とオポジション(緊張関係のアスペクト、180度)を形成しています。
大きな変化の時期は継続中です。
1月になり逆行中の火星が蟹座へ戻るため一旦その効力は弱まりますが、順行に戻るとまたこの緊張関係が形成されるようになるため、暫くその影響は続きます。
外の出来事で変化を決めるのではなく、自分と向き合っていくことで外圧に感じることが減ったり、嫌な出来事に遭うことも減ってくると思います。
何より自分で変えていけることを体感していけば、何かを待たなくても自分であれこれ行動していけたり、適正に人に頼ることもできます。
まずは自分と向き合うことや自分から変化を起こしにいくと決めていくことが第一歩ですので、今回の新月を活用してみましょう。

魚座2ハウスの土星を頂点とし、射手座11ハウスの水星と双子座5ハウスの木星の3天体で柔軟宮のTスクエアという直角二等辺三角形を形成しています。
優柔不断になりやすい配置なのですが、特に仲間とのコミュニケーションで起きやすそうな感じです。
思ったことを何でも口に出してトラブルになってしまうかもしれません。

残り1つの柔軟宮である、乙女座8ハウスの力も使ってみましょう。
大切な人とと心地よく過ごすことを自分なりに探してみることで冷静になったり行動の指針が見つけやすい時期です。
大切な人と心地よく過ごすためには自己犠牲していては上手くいきませんので、相手を思いやる気持ちとのバランスをとっていきましょう。

水瓶座1ハウスの金星と牡牛座4ハウスの天王星がスクエア(葛藤のアスペクト90度)を形成しています。
自分勝手だったり周りに合わせたキラキラしたことは喧嘩の元となりそうな感じです。
自分の心地よさを大切にして少しずつでも自分らしさを出す方へ変わっていく気持ちを持つことが大切になりそうです。

天王星は魚座2ハウスの海王星とセクスタイル(意識的に行動するといいアスペクト、60度)を形成しています。
更に海王星はアウトオブサイン(アスペクトはサイン同士の角度形成を見るため、サインがずれると影響が弱まると解釈されています)ですが、冥王星ともセクスタイルを形成しています。

まず天王星と海王星のアスペクトですが、自分らしさを広げていく意識を持つことや、理想を描いていくことが自分を生きることの基盤を作ることができると教えてくれています。
そして海王星と冥王星のアスペクトですが、自分らしさを広げたり理想を描くことで本来の自分に還りやすくなる、つまり自分の声がきちんと聴けて行動できるようになることを教えてくれています。
天王星、海王星、冥王星は3天体合わせてトランスサタニアンと呼び、私たちの集合的無意識や時代の変化も司どる影響が広く大きい天体です。
外側の世界も変わっていくので、私たちは星の流れを読んで先取りしていくと大きな変化をいい形で受け取りやすい配置ですから、是非今回の新月を活用したいところです。