9月18日は魚座で月食満月。自分を楽しく生きるのを妨げるのは終わらせ、占星術的秋に備えよう！

9月18日11:34に魚座で満月を迎えます。
部分月食ですが、日本では見られません。
また、今年は満月と中秋の名月の日にちがずれ、中秋の名月は9月17日です。
中秋の名月は芋名月とも言われます。
秋分の日前最後の満月、しかも月食満月ということでリセットリスタートにちょうどいい期間。
手放せるものや終わらせるものは終わらせましょう。

こちらが満月のホロスコープです。　

ホロスコープ作成場所→heliocentric占星術
※ハウス、アングルはシステムにより異なる場合がございます。
※ハウス、アングルの解釈は日本にのみ適用となります。
※サビアンシンボルの引用、参考サイトは→
星読みテラス｜好きを仕事に！今日から始める西洋占星術

今回月は魚座4ハウス、太陽は乙女座10ハウスにいますが、かなり特徴的なのはIC(基板を表すアングル)に月が、MC(目指していく先)に太陽がそれぞれほぼぴったりコンジャンクション(重なっているアスペクト、0度)している満月ということです。

ICは過去、MCは未来とも取れますので、満月はオポジション(緊張関係のアスペクト、180度)を形成するため未来を見据えて楽しく自分を生きるために着実に積み重ねたり分析したい気持ちを過去の経験を無視して本当に進んでしまっていいの？という気持ちで揺れ動きやすいです。

でも「楽しんで自分を生きたい」と決めたら大丈夫。
今回は太陽と月にトランスサタニアン(天王星、海王星、冥王星)の関わるカイトという複合アスペクトが形成されています。

天王星は牡牛座6ハウス、海王星は魚座4ハウス、冥王星は山羊座2ハウスにいます。
カイトはグランドトラインという正三角形にオポジションが形成されるため、今回は地のグランドトラインに水のオポジションが入るという形です。
グランドトラインは幸運の三角形と呼ばれますが、安定しすぎるがゆえに行動力が弱めです。
そこにオポジションの緊張関係が入ることで、行動に移しやすい配置です。

今回のカイトは基盤を安定させるためにはありのままの自分でいることと夢や理想を描く力が大切と教えてくれています。
現実的に変化させた方がいいところを見せてくれる配置でもあるので、自分にとって不要となっているようなものを終わらせて進んでいくこと。
どう終わらせたらいいのかも太陽が乙女座にいますので、ありのままの自分を思い出すために乙女座の分析力を借りてみるといい配置です。

今年の秋分の日は1年の中でもかなり空気の変わるタイミングのため、秋分の日の前に終わらせることを終わらせやすい配置を作っている宇宙の采配ってほんと凄いなぁと感心します。

ここでアセンダントを確認します。
使用したシステムでは射手座11度、サビアンシンボルは「寺院の左側にある物質的さとりをもたらすランプ」です。
古くから続く精神的な伝統の中に答えを探ることを表しているそうです。
アセンダントも過去の自分を振り返ることを後押ししてくれていますね。

今回の満月の配置だけでなく現在冥王星山羊座期総仕上げの時期もあって終わらせることは終わらせやすいです。
自分を楽しく生きることを妨げる癖などを止めることに活用していきましょう。

他の天体のアスペクトも確認します。
乙女座9ハウスの水星と魚座3ハウスの土星はタイトにオポジションです。
きっちり分析しよう・考えようとすると辛くなりそうな感覚ですね。
視野を広げたり皆にも役立てる意識を持つことで楽しく分析したり発信ができそうです。

天秤座10ハウスの金星と牡羊座4ハウスの小惑星キロンがオポジションです。
楽しく心地よく過ごそうとする時に過去の傷が疼くことがあるかもしれません。
でも大丈夫。双子座7ハウスの木星がメディテーション(調停という意味の複合アスペクト)を形成してくれます。
対人関係やパートナーシップでコミュニケーションを軽やかに楽しむことで、過去の傷が癒やされたり、より自分を出しながら心地よく過ごしていけそうです。

今回蟹座7ハウスの火星がノーアスペクト(天体同士などで特徴的な角度形成がないこと)です。
対人関係やパートナーシップで感情が爆発しないよう注意が必要です。
相手の言動もしっかり見ながら、どう伝えていくかも考えていきましょう。

今回の月食満月で自分を労った後不要なことをやめていくと、秋分の日の3ヶ月間のテーマに取り組みやすくなったり、天秤座新月で種まきする土壌が整います。
勿論月食は半年以上影響が続きますので、焦らなくて大丈夫です。
自分をどんどん生きやすくしていきましょう♪

素敵な満月の日をお過ごしくださいませ。