重用の節句の日の星読みをしてみた - ピアノの樹〜自分の力を思い出す〜

本日9月9日は重用の節句です。

重用の節句は菊の節句とも呼ばれますが、

「重陽の節句」は平安時代の初めに中国より伝わりました。古来中国では、奇数は縁起が良い「陽数」、偶数は縁起の悪い「陰数」と考えられ、陽数の最大値である「9」が重なる9月9日を「重陽」と呼び、節句の1つとしました。旧暦の9月9日は、現在の10月中旬ごろにあたり、まさに菊が美しく咲く時期です。菊は「仙境に咲く霊薬」として、邪気を払い長寿の効能があると信じられていました。菊を行事に用いたため、重陽の節句は別名「菊の節句」とも呼ばれています。重陽の節句では、菊の香りを移した「菊酒」を飲んで邪気を払い無病息災や長寿を願います。
9月9日は重陽の節句！菊酒や栗ごはんなど菊の節句の行事食と由来｜日比谷花壇

だそうです。
重用の節句では菊酒、栗ご飯、それから「くんち（九日）に茄子を食べると中風にならない」という言い伝えから秋茄子を食べたりもするそうです。

和菓子屋さんでは重用の節句に合わせた生菓子が登場することが多いです。
今年は塩野、とらやのものを頂きました。
hirocafe.hateblo.jp
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気になったものはなんでも星読みするタイプなのですが、特に2024年〜2026年にかけて冥王星、海王星、天王星という時代天体が陰→陽(女性性の星座から男性性の星座)へ移動する時期で世の中の変化が大きいため、陽が極まる日の星を読むのも何かメッセージを受け取れるかなという気もしたので読んでみることにしました。
時間はいつにしようか悩みましたが、今回は9:09とちょっと遊びも入った日付で出してみました。

こちらが2024年9月9日9:09のホロスコープです。

ホロスコープ作成場所→heliocentric占星術
※ハウス、アングルはシステムにより異なる場合がございます。
※ハウス、アングルの解釈は日本にのみ適用となります。
※サビアンシンボルの引用、参考サイトは→星読みテラス｜好きを仕事に！今日から始める西洋占星術

今回のアセンダントは蠍座4度、サビアンシンボルは「火のともったろうそくを運ぶ若者」です。
親密な人との意思疎通、相手のことを細部まで理解しようとすることを表すそうです。
今年は蠍座らしい徹底的に人と一対一で向き合う要素が出る重用の節句となりそうです。

今回チャートルーラーはアセンダントが蠍座ということで冥王星と火星です。
冥王星は山羊座3ハウスに、火星は蟹座8ハウスにいます。
まずはチャートルーラに関わるアスペクトから見ていきます。

まず冥王星は魚座5ハウスの海王星と牡牛座7ハウスの天王星と共にミニトラインという小三角形を形成しています。
宇宙からの後押しが続いています。
過去を振り返り力とするのに向いている期間が長らく続いています。

火星はアウトオブサイン(アスペクトはサイン同士の角度形成を重要視するためサインがずれると影響が弱まると言われています)ですが、海王星とスクエア(葛藤のアスペクト、90度)を形成しています。
深い付き合いで関係性を深めたいと思った時、楽しいことに目移りして移り気になってしまったり依存してしまったりして拗れてしまう可能性があります。

ただし火星は獅子座10ハウスの水星とセクスタイル(意識的に行動するといいアスペクト、60度)を形成していますので、自分の想いを素直に伝えていくことで物事が改善していくと教えてくれています。

水星は天王星とスクエアですので対人関係で自分の体感を大切にすると大きく飛躍するとも教えてくれています。
私たちは人と接することで学べること、成長することがあることを思い出すと良さそうですね。
ただし獅子座にいる水星ということで自分のことばかり主張してしまうと上手くいかないので、他者への思いやりの気持ちもきちんと持つことが大切です。

チャートルーラー以外の天体のアスペクトも見ていきます。

乙女座11ハウスの太陽、双子座8ハウスの木星、魚座5ハウスの土星が柔軟宮のTスクエアという直角二等辺三角形を形成しています。
優柔不断になりやすい配置です。
ただし木星と牡羊座6ハウスの小惑星キロンがセクスタイルを形成しているので、誰かのためにまっすぐな気持ちで頑張りたいと思ったら過去の傷を癒して行動していけるようになるチャンスですので向き合ってみてください。

ただ蠍座1ハウスの月と天王星は緩めですがオポジション(緊張関係のアスペクト、180度)を形成している影響で、自分の体感を大切にする方へ変わりたい時に過去から積み重ねてきたものにこだわってしまって身動きがとりにくくなるかもしれません。
そうなっていると気づいたら、月と太陽がセクスタイルを形成しているのを活用してみましょう。
仲間と過ごす時本来の自分に気付きやすい配置なので、悩んだら信頼できる仲間に会ってみて、その後自分でもしっかり分析すると進みやすくなります。
陽がいいというわけではなく、陰陽どちらもバランスが大事。
そして☯のマークの通り、陽の中にも陰が、陰の中にも陽があります。
私たちは二元論ではなく、自分の選びたいものを常に探して選ぶことが大切です。
そうしていくことで他者との違いも受け入れられ、自分を出しながら楽しく生きていって皆と協力していくこともできます。

私たちの病気や心身の疲労はある程度は自分を楽しんで生きたり、時にしっかり休むことで防げるものもあるんじゃないかな？と思います。
自分を楽しく生きられるよう、星の流れを活用してみてくださいね。

素敵な日をお過ごしくださいませ。