8月20日は水瓶座満月。自分で決めて進んでいける本来の自分へ還ろう♪

8月20日3:25に水瓶座で満月を迎えます。
2日後に二十四節気の処暑があります。

こちらが満月のホロスコープです。

ホロスコープ作成場所→heliocentric占星術
※ハウス、アングルはシステムにより異なる場合がございます。
※ハウス、アングルの解釈は日本にのみ適用となります。
※サビアンシンボルの引用、参考サイトは→
星読みテラス｜好きを仕事に！今日から始める西洋占星術

今回は水瓶座7ハウスの月と獅子座1ハウスの太陽がオポジション(緊張関係のアスペクト、180度)を形成する満月です。
人と共存していきたい月の気持ちと自分をしっかり生きたい太陽の気持ちで揺れ動きます。

今回は牡羊座9ハウスの小惑星キロンが調停する形で複合アスペクトを取ります。
人との共存と自分を出すことで悩んだらヒントは過去の傷にありそうです。
過去と今は状況が違うし、今の自分は様々なことを経験していたり誰かに頼って状況を変えることもできます。
視野を広げ、まっすぐな気持ちで今の自分と向き合ってみましょう。

そして太陽は水星とコンジャンクション(重なっているアスペクト、0度)しており、自分で意図することで変わっていくと教えてくれています。
脳というのは考えることや記憶することの印象が強いですが、実は“自分で決める”というのも大切な役目です。
過去のことばかり考えてウジウジしてしまうのも、しっかり決めて進んでいくのも、脳が行います。
星の後押しを受け、変わると決めてしっかり意図・決定していきましょう。
ただ今回は固定宮が多く活動宮にいる天体がいないので、焦らず着実に行動する気持ちでいると良さそうです。

アセンダントを確認します。
今回使用したシステムは獅子座7度、サビアンシンボルは「空の星座」です。
時代を超えた大きな価値観に合わせることを表しています。
これはただ単に視野を広げていくことだけでなく過去の体験からの脱却も意味しているように感じます。
自分が探している答えは自分と対話したり自分の感覚に注目してみないと出てこないことが多いです。
外側に探すのではなく本来の自分がどうしたいのかをゆっくり感じる方へシフトするにも向いていそうな満月ですね。

それでは満月以外のアスペクトも確認します。
今回は調停もそうでしたが、全ての天体が三角形を形成する複合アスペクトに関わっています。

まず、双子座11ハウスで火星と木星がコンジャンクションしており、その火星と木星を頂点として、乙女座2ハウスの金星や魚座8ハウスの土星と柔軟宮のTスクエアという直角二等辺三角形を形成しています。
Tスクエアというのはスクエア(葛藤のアスペクト、90度)2つとオポジション1つから形成されます。
今回は柔軟宮ということで優柔不断になりやすく、行動に移しにくいです。

その流れを変えるヒントは残り1つの柔軟宮のサインである、射手座です。
今回三角形の頂点の真反対は射手座5ハウスになるのでそのサインとハウスをヒントにしてみます。
理想を描いたり、挑戦する気持ちを持つこともいいですし、自分が本当に楽しいなと感じることもしっかり決めて行動に移していくための活力となりそうです。

そしてトランスサタニアン(天王星、海王星、冥王星)が海王星を三角形の頂点にしてミニトラインを形成しています。
天王星は牡牛座10ハウスに、海王星は魚座9ハウスに、冥王星は水瓶座6ハウスにいます。
過去を振り返りつつ未来を見据えていくと宇宙の応援を受けやすいと教えてくれています。
ミニトラインはセクスタイル(生産的なアスペクト、60度)2つとトライン(調和のアスペクト、120度)1つで形成されているので、ソフトアスペクトのみということでエネルギーの流れはちょっと弱めです。
流れを変えるのにオポジションを取り入れてみましょう。
海王星がいる場所の180度真反対の乙女座3ハウスの力を借りてみましょう。
コミュニケーションを楽しんだり情報を得た後しっかり分析することでしっかりと自分の方向性が定まり、更に宇宙の恩恵を受けてスムーズに進めそうです。