七夕の星読み - ピアノの樹〜自分の力を思い出す〜

本日は五節句のひとつ、七夕(しちせき)の節句です。
詳しくは↓
www.e-matsuya.co.jp

小暑と同じ日になる年もありますが、今年は別の日なので折角なので星読みしてみることにしました。
というのも私は今年和菓子が大好きになったのですが、和菓子は節句も大切にします。
今日まで沢山の七夕モチーフの和菓子が店頭に並んでおり、私も楽しみました。
星読み自体が好きなので色んな題材で星読みをしてみたいと思っていますし、折角星読みも和菓子も二十四節気などに縁があるものなので、今年は読んでみようと思い、昨日思いついて記事を書くことに決めました。

ホロスコープはどの段階で出そうか悩みましたが、今回は東京の日没時刻である19:00のホロスコープを読みました。

こちらが七夕の日没時刻のホロスコープです。

ホロスコープ作成場所→heliocentric占星術
※ハウス、アングルはシステムにより異なる場合がございます。
※ハウス、アングルの解釈は日本にのみ適用となります。

日没時刻ということで、太陽はDCという7ハウスの起点で対人関係を表すアングルの近くにいます。
結果的に対人関係に対するヒントがもらえるホロスコープを読むこととなりましたが、対人関係、特にパートナーシップは悩みがつきものです。
どうお互い心地よく過ごしていけばいいのかを紐解いていきましょう。

まず太陽とアセンダントのサビアンシンボルを見てみます。
まずは太陽は蟹座16度でサビアンシンボルは「手書きの巻物を目前にして広場の目の前にいる男」です。
昨日投稿した小暑でもお伝えしましたが、理想に向けた新しい取り組みを表しています。

そして今回のホロスコープのアセンダントは山羊座18度でサビアンシンボルは「イギリスの国旗」です。
自分の感情のコントロールを表しているそうです。

以上のことから、七夕ということで対人関係(特にパートナーシップ)でどういう関係性を築いていきたいかをしっかりと考え、感情をコントロールしながらしっかり自分の想いを伝えていくことの大切さを教えてくれているように感じます。
普段は照れ臭くてあまり感謝の気持ちを伝えられてないなぁと感じた方は、今日は伝えてみるのがおすすめです。

そして七夕なので金星(女性性)と火星(男性性)にも注目してみましょう。
蟹座7ハウスの金星と牡牛座4ハウスの火星は緩めですがセクスタイル(生産的なアスペクト、60度)を形成しています。
生産的にというのは言い換えると意識的に行動するといいという意味合いです。
パートナーにちゃんと想いを伝えること、自分の居場所を大切に守る気持ちがポイントという風に教えてくれています。
そういう視点を持つとつい感情的に伝えてしまうことを防げたり、お互いが心地よく過ごせるような言葉がけをするよう変わっていけます。
火星と魚座2ハウスの土星もセクスタイルなので、優しく伝えるための応援もついてます。

この世の仕組みとして、他者は変えることができません。
変えられるのは自分のみ。
そして変えるのは小さな言動でいいんです。
自分の気持ちに気づくには金星を、自分のことをしっかり伝えるには火星を使うといいので、今回は「自分で関係性を良くしていく」と決めて行動することの大切さを教えてくれています。

これは勿論無理して良くしようと言っているわけではありません。
パートナーシップはお互いを個として尊重できないと上手くいかず、上下関係だけでなく対等を意識しすぎても上手くいかないんです。
男女の場合も同性同士であっても得意不得意というのはそれぞれ違うからです。
そして相手があからさまに酷いことをするのに耐える必要も勿論ありません。

ただ、パートナーシップはこじれやすいので、必ずしも相手が酷い気持ちで言っていないで自分の何かが反応しているだけということもあるんですよね。
それは獅子座7ハウスの月と水瓶座1ハウスの冥王星のオポジション(緊張関係のアスペクト、180度)を形成していることからも起きるのかもしれません。

実は春分の日は月が1ハウス、冥王星が7ハウスとハウスが逆でした。
なので獅子座7ハウスの月の対人関係やパートナーシップの中で自分をどう出していくべきかを過去の経験から探っていると、冥王星に個として皆と共存していく方法は自分の本質にしかなくて過去の経験からだとずれちゃうから変わってしまおう！という圧を受け、モヤモヤしやすいからです。

でも大丈夫。
魚座2ハウスの海王星が入ることで調停の複合アスペクトを形成してくれます。
悩んだら本来の自分の資質や豊かさをいっぱい広げていくつもりでいるといいと教えてくれています。
自分が心地よく居ることで、相手との距離感は適正になります。
そういう判断は体の反応を見るとわかりやすいです。
私は嫌だなぁと思う時は肩に力が入り、クリアランスメソッドで癒しを終えた今は肩に力が入ると痛くて耐えられません。
逆に心地いいなぁと感じているときは何もしてないのに体がぽかぽかしてきます。
そういう感じで自分の体の反応にもヒントを得つつ、もし体が強ばってたり嫌な反応をする時は「今強張ってるなぁ、嫌って思ってるんだなぁ」と自分を受け入れてから改善できることを見つけていくといいですよ。
勿論物理的に一度距離を取ってもいいですし、心の中で少し距離を広げてみるというのもいいです。
ちょっと離れることで見えて来ることもいっぱいありますよ。

そして今回ドラゴンヘッド、ドランゴンテイルという来世や過去世を含む未来や過去を表すノードと獅子座7ハウスの水星、双子座5ハウスの木星でクレイドルという複合アスペクトを形成しています。
普通はノードとのアスペクトは含まないのですが、今回は七夕ですので敢えて入れてみました。
クレイドルというのはゆりかごという意味なのですが、オポジション1つ、トライン(調和のアスペクト、120度)2つ、セクスタイル3つで台形が形成されています。
「問題が起きても大丈夫」というのを宇宙規模、そして自分の過去世来世も含んだ応援と支えがあることを教えてくれているように感じました。

そして本来の自分を発揮するには
・自分の気持ちをしっかり伝える
・軽やかに楽しむ
がベースだよ、と教えてくれています。

今回の七夕は本来の自分でいつつきちんと伝える大切さを教えてくれています。
自分を押し殺したり、自分が犠牲になってどうにか回る人間関係は徐々に無くなっていく時代でもありますので、是非星の流れを活用してみてくださいね。

素敵な七夕の日をお過ごしくださいませ。