乙女座満月。自分と皆のバランスを取っていく - ピアノの樹〜自分の力を思い出す〜

3月7日、21：40に乙女座にて満月を迎えます。
この満月を迎えた後、土星が魚座に移動します。
移動前の最後の確認のタイミングとなっています。

こちらが満月のホロスコープです。

乙女座11ハウスにいる月がシングルトンという孤立した雰囲気。
「本当の仲間ってなんだろうな？」と考えがちな月は、魚座太陽と緊張状態です。
その緊張を調停してくれるのが、牡牛座にいる天王星です。

「皆一緒に」「誰かのために」という、行き過ぎると他人軸となりバランスを崩してしまいそうな思考を、天王星がマイペースさを貫くことを促し、バランスを取ってくれます。

マイペースというと、輪を乱すと取られがち。
でも人間、ずっと他人に合わせ続けると壊れてしまいます。
職場やコミュニティなどでは皆と協力しないといけないので、必ずしも自分のマイペースさを貫くことができないかもしれません。
自分が不得意と感じていることをやらなければならないかもしれません。
でも、1日のうちでどこかで自分らしい時間を作ることができたら、自分を見失わずに済むんです。
そういったマイペースさの大切さを天王星は私たちに教えてくれています。

今回は北半球（ホロスコープの下半分）に天体が集中している配置のため、プライベートを大切にすることを思い出させてくれる配置でもありますね。

今回のアセンダントは蠍座7度。サビアンシンボルは「深海潜水夫」
蠍座は深い心理・変容を表します。
今回のサビアンシンボルは「没頭し、得られる成果を探りにいく」という意味合いがあるそうで、そのキーワードは勇気です。

私たちは、一人では生きていけません。
だから、孤立しないため、嫌われないために、他人や世の中に合わせてしまうんです。
でも、本当に必要な関係性って、自分でいないと築けないんです。
風の時代は偽りも鎧も風で吹き飛ばしちゃいますから、自分を生きている・マイペースに生きられる方が上手くいっちゃうんです！

ただ自力で変わるのは難しくもありますよね。
実は今回は冥王星がアスペクトがないので、あがなえないような変化を力強く後押ししてくれそうです。
なので、「変わりたいなぁ」って想いがあるのなら、その想いに素直になることで冥王星の後押しも受けやすくなります。

1つだけ気をつけてほしいのは、海王星と火星がスクエアという葛藤の角度をとっていること。
発した言葉が際限なく広がりやすい時期なので、「それは愛のある言葉なのか？」を考えて発してみてくださいね。

今回の乙女座満月で自分を生きられるような上手な変わり方をしていくと、牡羊座新月で新たなスタートを切りやすいです。
特に、今月後半は
春分の日→牡羊座新月→冥王星水瓶座入りとイベント盛り沢山。
時代の変化が起きるタイミングになるべく自分でいられるよう、日々の小さな決断を自分でしっかり決めるところから行ってみてくださいね。
（今日はこれを食べる、休む、自分からおはようって言ってみる、という小さなことから。）

今回の乙女座満月で成果を受け取って、不要と感じたものを自然と手放していくと、春分の日の次の日にくる牡羊座新月1回目にて種まきしやすくなります。
乙女座らしく冷静に分析して、新しい1年や冥王星プレ水瓶座期に向けて楽しく過ごしていきましょう♪