ピアノの樹〜自分の力を思い出す〜

私の中の天体ショー(仮)。仲間たちを交えながら、占星術のことなどをいきます。

年齢域〜もやしくんのホロスコープ分析〜

順番が前後してしまってますが、そして随分更新頻度が空いてしまいましたが…(すみません💦)。
ホロスコープを見る場合に年齢域は最初に意識するのですが、触れるのをすっかり忘れていたのでお伝えします。

年齢域でわかることは、天体と人間の発達段階がリンクしているということ。
その年齢域の時にその天体の性質が発達しやすく、その天体にちなんだ課題も出やすいです。
勿論その年齢域を過ぎてやり残した課題を再挑戦することも可能ですが、ある程度の年齢になったらやり残したことのある自分をも受け入れることも大切です。

年齢域は実は色んな説があり、説により年齢が多少前後します。
まだ、古典占星術と現代占星術では年齢域が異なります。
私は教わったものがセファリアル氏の説の年齢域だったので、こちらの年齢域で説明しますね。

年齢域は以下の通りです。

スタートの月から惑星が変わるごとに+1年増えるのと、この年齢域だと天王星期が天王星の公転周期の84年と被るというのも覚えやすいです。
セファリアル氏の年齢域は期の切り替わりに年齢が被ります。
そのため、25歳であれば太陽期ですが、34歳であれば太陽期から火星期の移行期のように考えます。
重なる年齢域のどちらの要素もあるという風に解釈します。

年齢域を知ると、自分の悩みに対する見方や解決法も変わってくるので、占星術の中でも結構大切なポイントなんです。

それぞれの年齢域を説明します。

月(0〜7歳)

小学校入学あたりまで。
愛着形成したり、ごっこ遊びなどを通じて社会性やルールを身に付けたり、自分の意思が出てきたりと人生を歩む土台の形成される時期。
母親との関わりも多い。
そのため、月星座というのは自分の安心感や自然とできてしまうものというのも身につくし、大きくなって挑戦する際足を引っ張ってしまうことも。
安心感は「過去を振り返る力」があると大人になっても育むことができるそうなので、幼い頃できなかったなぁと感じる方も今からでもできるそう。

水星(7〜15歳)

自己効力感(自分は挑戦・克服できる)を学ぶ時期。
家では上手くいっていても外に出ると上手くいかなくなることも学ぶ時期。
人と比べ始めるため、優劣感や劣等感を感じることもあり。
努力をして報われること、上手くいかないこと、双方の経験があることによって自己効力感を学べるため、失敗した時の周りの大人たちのフォローも大切となります。

この頃の子供たちは水星のサインが出やすいそう。
なので、月星座っぽい印象からガラッと変わってしまうこともあり、親として見ると「あの子活発だったのに大人しくなった」とか「大人しいと思っていたけど思慮深いだけだった」とか変化として受け取り戸惑うこともあるかもしれませんが、「あ、これが水星期への移行なんだ」と思うとちょっと安心しますよね。

水星期ということで、色々興味を持ったり、知識を得たりする時期です。
自分の想いをしっかりと言葉にしだす時期でもありますから、子供だと思わずしっかり対話していくのも大切な時期となります。

金星(15〜24歳)

いわゆる思春期で多感と言われる時期です。
金星らしい好きを沢山増やす時期です。
自力でお金を稼ぐようになっていくのもこの時期からですよね。
恋愛を経験しだす時期でもあるため、他者の目線やどう思われるかも気になりだすんですよね。
そのため誰かに憧れたり、人と比較して自分を卑下してしまうことも。
自分の好き嫌いを育むことや、自分のオリジナリティを探したり認めることが太陽期で自分を生きることに繋がっていきます。

金星期の子が無理なダイエットをしたり、オシャレに目覚めたり、自分の顔がちょっと嫌になったり、人目を気にするということで周りに合わせてしまって嫌われることを恐れる時期というのは、年齢域を知ると納得するところです。
金星期は親が知らない人間関係もできていく時期でもあります。
その子が壊れないよう支えていくことは大切ですが、締め付けてしまえば家に居場所がなくなる分かえって外での関係性を重視してしまいます。
大人として叱るところは叱るべきですが、一人の人間として受け入れ、しっかりと話を聞いたりその子らしく生きられるよう支えていくことが大切です。
悪い人たちに付け入れられやすい時期ですから、そこを断つことを目的とするより親子間の信頼関係をしっかりすることを意識する方がいいのかもしれませんね。

太陽(24〜34歳)

社会人デビューをし、自分をアピールしていく時期。
自分の魂の目的を思い出す方も多いと思います。
残念ながら就活の時期よりも遅い年代のため、就活時とやりたいことが一致しないというのが出てきても当然かと思います。
勿論就職した先の経験が無駄になるわけではないので、大丈夫です。
月の時期の安心感・信頼感が土台となるため、そこができていなかった人は月の安心感の形成も意識しましょう。

実は太陽期というのは自分が望む人の距離感を自由に取ることも学びます。
依存だけでなく回避も他者と生きていくにあたり生きづらさとなるからです。
人との距離感を学ぶにあたっては孤独を受け入れることも大切。
周りとうまくいくためには合わせすぎてもダメだからです。
自分をアピールするために、他者との距離感や強さも知ってうけていれていく時期となります。

火星(34〜45歳)

挑戦の時期。
自分をアピールすることから、自分の能力や才能を押し出していき、色んなものを形としていく時です。
これは太陽期で自分を生きられるようになったからこそ。

ただ、自分の夢を追うことと、社会では責任のある立場になっていったり家族が増えたりする時期でどうバランスを取るのか悩む時期でもありますね。
これが太陽期に他者とのバランスをしっかり学べているのかもポイントです。
勿論火星期でも学び得ていくことは可能なので、そういった力もつけていきましょう。

そして、得たことを自分だけに生かすと停滞する時期でもあります。
次の木星期も見据え、自分の得たことを誰かや世の中に循環させることも意識してくださいね。

木星(45〜57歳)

自分が得たものをシェアして後進への育成にも励む時期です。
ただ育成するのではなく、後進の守護も含みます。
これは木星に「寛容さ」「拡大」だけでなく「守護」の意味合いもあるからです。
組織に所属していればかなり責任のある立場になってきたりもしますし、世の中を引っ張る意味ではとても大変な時期かと思います。
更年期のように体の変化も出てくる時期ですし、色々停滞も感じるかもしれません。
お子さんがいる方だと受験や就職でプレッシャーを感じる時期かもしれませんね。
周囲のケアだけでなく、自分のケアも大切にしてくださいね。

ある意味では火星期・木星期はセットのようなもの。
長期スパンで考えること、先々を見据えることも大切な時期です。

土星(57〜70歳)

人生の集大成の時期に差し掛かります。
ある意味で死を意識し始めるタイミングでもあるため、人生が終わることも受け入れる必要のあるタイミング。
自分の通ってきた道を受け入れ、そこから得たものを世界に対して貢献していく時期です。

残された人生を有意義に過ごすため、自分の人生を肯定することがとても大切です。
土星期まで生きてきたら「何もできなかった」という人はいらっしゃらなかったと思います。
今世でやり残したことがあるなら挑戦もありですが、それよりは今世の人生を受け入れてその上で周囲に貢献できる何かを見つけていく方がいい時期ではあります。

天王星(70〜84歳)

これまで形成した自分を超える時です。
天王星からはトランスサタニアンという土星の奥の時代天体に入り、わたしたちの集合的無意識や宇宙の意思の入る時です。
次の自分の人生に向け、自分がいなくなった後の地球にとっていい形で終えるため、沢山の優しさや人の温もり、自然にも触れてください。

海王星(84〜99歳)

海王星はあらゆる境界線をなくす天体です。
目に見えない世界、というのもキーワード。
もう海王星期まで生きてきたら、個人を超えた大きなものの一部という感覚で生きることも大切です。
創造するエネルギーもあるため、形にするのもよし。

冥王星(99〜114歳)

ある意味で死後の世界だったり、次生まれる時の前の世界とでも言えばいいのでしょうか。
でも冥王星って「破壊と再生」と言われるように、次に移行するための死です。
転生できるよう、自分を生きられたら「今世幸せだったな」と終えてくださいね。

もやしくんのホロスコープです。

もやしくんは永遠の4歳児ではありますが、2014年に現れてくれたので本来であれば水星期にあたります。
もやしくんの月は魚座、水星は水瓶座です。
魚座らしいふわふわ愛情深く、でもどことなく達観した雰囲気から、博愛だったり皆のためにという視点も生まれる時期ですね。

ちなみにお子さんがいらっしゃる方。
お子さんの印象は、月星座のイメージが強いと思います。
それが水星期に差し掛かると水星のサインの印象が出てきて、金星期になると金星のサインの影響が出てきて…とどんどん移り変わります。
知らない面が沢山出てきたりするんです。
なので、最初大人しかった子が活発になったり、落ち着きのなかった子が何かに集中してくることだってあります。
子供に期待しすぎるのも良くないですが、あまり決めつけすぎずに見守りたいですよね。


スコディーテ、つまり金星蠍座というのはいずれお話ししますが「デトリメント」という天体が苦手とする星座に入っています。
なので金星らしいキラキラはないかもしれません。
それを人と比較してしまうと自分が劣っているよう感じることもあるかもしれませんね。
でも、スコディーテの1つのことを追求する力や、仲良くなりたい人に自然とエネルギーを出してしまうところは、素敵な要素です。
自分の素敵なところに沢山気づいて、沢山体験して、他人と自分との違いを楽しめるようになると人生とても生きやすくなります。

ホロスコープは自分のトリセツのようなものなので、自分のことを知ることができます。
勿論ホロスコープ通りに生きる必要もなく、自分を知った上でホロスコープを超えることを目指していくのを私はお勧めします。

天体は成長します。
そのことをもっともっと伝えていけるように、キャラクターたちにもいっぱい動いてもらおうと思っています♪
私もいいアイディアが生まれたら、色々挑戦してみますね♪

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