ピアノの樹〜自分の力を思い出す〜

私の中の天体ショー(仮)。仲間たちを交えながら、占星術のことなどをいきます。

平等でいたいや特別感は、他者との比較や他人への期待

皆さんこんにちは。
今日は平等や特別感の話です。
一見対極に見えて、行き着く先は同じだったりします。

平等ということは、皆横並びを求めるということ。
雇用条件だって、やっぱり男女で得意なことも変わりますし(あくまで脳や体格の傾向ということなので、性別で完全に割り切れるわけではありませんが)、職場のカラーに合う人がいいとは誰しも思うこと。
ミスマッチを防ぐために、お互いのためにあったほうが良いんですよね。
選考はお互いにとって時間を割くことですし、勤め始めて短期間で辞めてしまうのもお互いにとってもったいない事ですから。
そして横並びから抜けようとすると上下関係や対立が生まれたりするし、横並びも「自分(たち)と違う」という意味での合わない人間を弾くことにもなりかねないのです。

また、特別感を得たいという感覚は誰しもあるものです。
親、パートナーの一番で在りたいと思うところから始まり、お気に入りのお店やコミュニティで誰かと親しくなりたい、常に成績トップで在りたい、あとから来た人に抜かれたくないなどなど。
勿論そういうものをモチベーションにして頑張れることもありますが、やっぱり外側に向かうものは他人軸になりやすく、争いの波動も出やすいです。

結局のところ、平等も特別感も他者との比較や他人への期待に繋がっているからこそう生まれることです。
自分が自分であるなら、平等を求めることも、特別感を得て悦に浸ることもないですよね。

他者への期待というのも、人は自分が思っていた時と違う時にガッカリしたり嫌いになったりするよう感じます。
なので「自分が思っていたような人じゃない」「自分が思っていたより凄くない」だけでなく、「自分が思っていたよりも凄かった」というのも実は期待を裏切られたと感じることもあるのです。
平等から抜け出そうとするとき、同じコミュニティで一人先に抜けてしまったりするのもそういう感じですよね。
誰かが先に結婚したり、仕事が軌道に乗ったりとか。

その人の印象を勝手に決めたのも、こうだって決めつけたのも自分なのに、です。
これはペットにもやってしまうことがあるように感じます。
「うちの子はお利口だから」とか、逆に「こんなバカな子だから」と言ってしまうこともですね。

勿論、自分へ期待するのもずれる原因で、ありのままの自分を受け入れずにいると平等や特別感を持ってしまうことも。
私が普通の人間のフリをしていたのと同じですね。
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そうそう、これは別に記事を書いてみたいと思う内容なのですが「●●感」という「●●」が単語として存在しているものは大抵ずれてしまうことの多い言葉です。
特別感、使命感、義務感、達成感、正義感、お得感、安心感、一体感、危機感、距離感…。
思いつく限り書きましたが、割と魂さんから感じていないことに多い言葉のように感じます。

話を戻します。
桜は咲くのも散るのも、葉桜も好まれます。
桜は自分のタイミングで咲いたりするのにです。
それなのに何故人は他人に平等や特別感を求めたり、比較したり、期待したりするのかなと思えば、相手とコミュニケーションを取れる(言葉などでやりとりして考えや人となり、動物となりを知ることができる)からというのも大きいですが、1番の要因はやっぱり自分を生きられていないからです。
うまくいかない時を失敗だと思ったり、できなかったり人より劣ることを恥じたり、人よりできてしまうことをできないフリしたり、全て自分を生きていないですよね。
ちなみに平然と自分や他人を傷つけられる「自暴自棄」状態は、自分からかけ離れてしまっている典型です。
他人を平然と傷つけられる時、自分を大切にできていることも、そのままの自分を受け入れられていることも皆無なのですから。

どんな自分でも自分です。
人からどう思われたって、自分を生きられているならただ合わないだけなのです。
違いを楽しめばいいだけですし、合わない人とは適切な距離を取ればいいだけです。
近すぎるから、気になるところだけ見てしまうのです。
適切な距離を取れたらその方の違う面が沢山見えるはずです。

貴方がいてくれるから貴方の大切な人たちが笑顔になれます。
貴方がいるだけで笑顔になるんです。
だから、もし今貴方が笑顔じゃなかったり無理して笑っているのなら、優しく自分を撫でてみてください。
腕や手で良いです。
今この瞬間を生きている貴方を感じてみてください。
腕や手を撫でることで、何か感情や言葉が出てきたら、感じきてみてください。
それが貴方が笑えなかった原因の1つです。
1つと書くのは複数ある場合も、今世だけが要因でないケースもあるからです。
出てこないことは無理に感じる必要も、思い出す必要もありませんから、今出てきたものだけ感じきってみてください。
感じ切れたら少しだけ微笑んでみてください。
気づいた分、少しでも微笑むことができた分、貴方の世界は前より柔らかくなります。
前より柔らかい世界が循環しますから、大丈夫です。

お花見の方は、関東は寒そうですし夜雨の可能性もありそうなので、是非温かい格好でお出かけくださいね。
お仕事やお家のことでお忙しい方はお疲れ様です。
皆さんも素敵な1日をお過ごしくださいね。

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