5/6の2:34、GW中に蠍座月食満月を迎えます。
半影月食で、日本でも観測が可能だそう！
今回はドラゴンテイル付近での月食満月ということで、過去からの影響を変えていくこととなりそうです。
ホロスコープはこちらです。太陽と月の度数がピッタリ合う時刻で出しています。
※システムにより、ハウスとアングルが異なる場合がございます。
また、日本でのハウスなのでハウスとアングルの解釈は日本国内のみの影響とお考えください。
今回のアセンダントは魚座25度。
サビアンシンボルは「聖職の浄化」です。
魚座は想像力や感性、癒しをテーマとするサインですが、サビアンシンボルは現実的な面に目を向けることの大切さも伝えてくれています。
想いが噴出する時は、現実的な視点も見ていくのが大切。
蠍座の満月という性質上見えないものに影響をされやすいこともあり、目に見えないものだけに流れていくとずれやすい時なので、少しだけ現実的な視点を意識していくことが大切です。
具体的には太陽のいる牡牛座に象徴される、体感が大切になっていくのだと感じました。
今回は蠍座8ハウスにいる月や、火のエレメントがシングルトン（孤立していたり、要素が単独）です。
内面の想いが湧き出てきて暴走しがちになるかもしれませんが、変わる行動は起こしにくいという感じです。
どう行動していくかはこれから後述していく方法を試してみてください。
無理に自分の想いに蓋をしたり、見ないふりをして手放したり引き剥がそうとするとかえって傷となります。
焦りや不安が出たらその想いを受け止め、無理に手放したりする必要はありません。
想いを受け止めてみてください。
満月は太陽と月がオポジションという緊張感系のアスペクトを取るのですが、今回のテーマは本質的な想いと自分の体感による葛藤がありそうですね。
月がシングルトンで強めに出やすいので、想いが出すぎる場合は一旦落ち着くことがポイントです。
西洋占星術では太陽が私たちの魂の意図や自分らしさを表すため、太陽が軸であることが大切です。
勿論月の気持ちを無視するのは良くないですが、自分の体感がしっかりOKを出しているなら思い切って変わっていくのもありです。
そんな太陽は、緩やかではありますが水星や天王星とコンジャンクションしている（重なっている）状態です。
太陽と水星が重なる時は自分で意図しやすい時。
太陽と天王星が重なる時は自分に変容しやすい時です。
穏やかな変容の気持ちが出た場合は、それを採用するのがありだと思います。
（個人的には焦りからくるものだけでなく、高揚感のあるものも自分からずれているよう感じます。なので穏やかだったり温かい気持ちならGoサインを出します。）
自分の体感にしっかりと目を向け、自分の本質なのか過去の傷が疼いて反応しているのかを見極めてみてください。
少しでもネガティブな気持ちになったりブレーキを踏んでいるなら、今は無理しなくて大丈夫。
自然と変わりたくなるまでは焦らずいきましょう。
天王星と火星はセクスタイルという生産性のある角度をとっています。
行動・発言パターンを変えてみるにはいい機会ですから、GW中に少しパターンを変えてみようかなと思ってみても大丈夫です。
今回のシステムでは、ICという4ハウスのカスプ（ハウスの境界線）上に金星がいます。
ICというのは居場所、家庭、基盤を表すアングルです。
双子座にいることもあり、場所を心地よくする鍵はコミュニケーションだと感じました。
その金星は魚座にいる海王星とスクエアという葛藤の角度を形成しているので、何かに依存して居場所や基盤を作らないようには注意が必要です。
本当に自分の望みかな？自分らしいのかな？と考え、焦って居場所や基盤を作らないようしましょう。
金星は牡羊座にいる木星とは生産性のある角度のため、コミュニケーションを見直していくと居心地の良さが拡大されそうです。
依存せずに自分の気持ちを軽やかに言えたらいい変化を促し、居場所や基盤が居心地良く作られていきそうです。
土星と水星も生産性のある角度です。
意図を安定化させやすいので、自分で決めるという習慣をつけるにはぴったりな時です。
人や世の中に合わせて考えがちだった人は、「自分はどう感じているのかな？」と考えていくチャンスです。
今回の月食満月で手放したことは、半年以上影響が出るのですが、直近の牡牛座新月でも種まきできるよう、今回得たことや感じたことを大切にしてみてくださいね。
素敵な時間をお過ごしくださいね。
ある意味で長期休暇の後は自分を変化させてもわかりにくい時。
本当の自分を出したいなぁと思う方は、休み明けに出したい面を少し出してみるといいですね。
GW中お仕事の方は本当にお疲れ様です。
休みの人が多い時期に仕事をしている方がいるからこそ、世の中快適に楽しく過ごせますので、休暇になった時だけなく1日の終わりにご自身をゆっくり労ってくださいね。
